「ヘアドネーションに挑戦したいけど、どこに送ればいいんだろう?」
その疑問にお答えします。
今回は次の2点を解説。
2)髪の毛を送る前に確認したいこと・注意点
ヘアドネーションとは、病気や事故等で髪を失ってしまった子どもたちのために医療用ウィッグを無償提供する活動のことです。
筆者の知り合いにも寄付をしている人がいましたよ。
しかしいざヘアドネーションをしてみたいと思っても、どこに送ればいいのか迷ってしまいますよね。
この記事ではヘアドネーション活動を行なっている団体を4つ紹介します。
またカット前に知っておいてほしいこともまとめましたので、併せてご覧ください。
それでは見ていきましょう。
1)ヘアドネーションの送り先!おすすめ4選!
ここではヘアドネーションの送り先を4箇所紹介していきます。
①JHD&C(ジャーダック)
初のドネーション専門団体(NPO)として2009年に設立されました。
寄付で作成された医療用ウィッグを18歳以下の子どもたちに【無償提供】しています。
また、なんらかの理由でヘアドネーションできない人も、オリジナルグッズを購入することでその活動を支援する仕組みがあります。
提供ウィッグメーカーは株式会社アデランスです。
また、アデランスと資生堂と共同制作した、脱毛の有無や世代にかかわらずリーズナブルでおしゃれなウィッグ「wig+」シリーズも展開されています。
公式サイト↓
JHD&C(ジャーダック)
②NPO法人HERO
2011年の東日本大震災をきっかけに設立されたNPO法人です。
オリジナルキャラクター「破牙神ライザー龍」と共に交通安全教室などのボランティア活動を行ない、2014年からは被災3県の子どもたちを無料招待したライブも開催しています。
ヘアドネーションは2016年からスタート。
18歳以下の子どもたちに医療用ウィッグを無償提供しています。
公式サイト↓
NPO法人HERO
③つな髪
医療用ウィッグ会社、株式会社グローウィングが運営する団体です。
18歳以下の子どもたちに『無償提供』しているほか、ウィッグについての学べる特別授業やイベントも開催しています。
他の3団体と異なり15〜31cm未満の受付も行なっていましたが、2023年5月末で終了するそうです。
公式サイト↓
つな髪
④スマイルプロジェクト
理美容師の任意団体「Ribinet(りびねっと)」が運営しており、かつて理美容室で捨てられていたものを誰かのために役立てるアップサイクル活動を行なっています。
ケアウィッグ制作は2013年から、そして2016年からは漆刷毛制作用のドネーションも受付けています。
現在、漆刷毛制作に携わる職人は国内で2人。
漆刷毛は20〜30cmの長さで寄付可能なので、伝統工芸の保存に興味がある方はこちらもおすすめです。
公式サイト↓
スマイルプロジェクト
2)髪の毛を送る前に確認したいこと・注意点
ここでは髪の毛を送る際の注意点について3点解説していきます。
髪の長さが31センチ以上
基本的にヘアドネーションできる髪の毛の長さは31cmからとなっています。
ちなみにフルウィッグを制作するには31cm以上が必要で、それより短い場合は髪の毛付きの帽子等になるそう。
上限は団体によって異なるので詳しくは各サイトを参照してください。
また、つな髪に関しては2023年5月末まで15〜31cm未満の髪の毛も受け付けています。
傷んだ髪はNG
届いた髪の毛は薬品を用いて色味などを統一させます。
その関係上、薬品に耐える程度の髪質は必要です。
しかし「軽く引っ張るだけでちぎれる」ほどでなければ問題ありません。
カラーや白髪は気にしなくてOK(カラーに関しては団体によって扱いが違う場合があります)。
わざわざ黒染めやストレートパーマをする必要はありません。
髪の毛が乾いた状態で切る
自宅でカットする場合はシャンプー前に行ない、シャンプーをした場合はよく乾かしてからにしましょう。
少しでも水分が残っていると発送の際にカビてしまう原因になります。
また梱包する時は封筒にそのまま入れてOK。
ラップやティッシュで包まないようにしましょう。
まとめ
・完全に乾かした状態でカットする
今回はヘアドネーションの送り先と、送る際の注意点について紹介しました。
なお、現在は活動休止中ですが、ぐんま国際アカデミーの生徒と県内の女子高生が運営する「女子高生ヘアドネーション同好会」という団体もあります。
生徒が主体となってヘアドネーション活動に取り組むなんて素敵ですよね。
各公式サイトには詳しい活動内容も掲載されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
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