「4人家族で、水切りかごを使わない方法を探している。
水切りかごを手放したいけど、挫折してしまった」
そんな疑問を解消します。
今回は次の4点を解説。
2.代用品にならない・やめたほうがいいもの3選
3.水切りかごを使用しない利点やメリットは?
4.デメリット
結論から言うと、「メインとして吸水マットを使い、サブとしてタオルを敷いた大きめのお盆などに乗せる」です。
吸水マットのメリットを知らないまま、水切りかごを使い続けているとしたら?
もしかして、しなくても良い掃除をしていたり、あなたの大切な時間を無駄にしていたりするかもしれませんよ。
筆者の家族構成は5人家族です。お弁当箱の洗い物もほぼ毎日2人分。
それなりに洗い物が多い家庭ですが、「水切りマット+タオルを敷いたお盆」スタイルで十分生活できています。
この記事を読んで実践すれば、4人以上の家族のキッチンでも、シンク周りをスッキリとさせることができます!
1.水切りかごを使わない!4人家族でも超快適な代用品2つ
4人家族の家庭で、水切りかごの代わりになるものは、こちらの2つです。
・タオルを敷いた大きめのパッド・お盆・ザルなど
ひとつずつ見ていきましょう。
・吸水マット
吸水マットは、水切りかごと比べると場所を取らないため、キッチンの限られたスペースを有効に使うことができます。
素材は色々あります。
吸水性に優れているマイクロファイバー、速乾性が高いポリエステルなど。
吸水マットが良い理由は、使う時だけ出せば良いので、キッチンスペースを広く取りたい方にとってオススメのアイテムだからです。
お手入れも、お洗濯をして干すだけなので手間がかかりません。
便利ですね!
5人家族の筆者は、吸水マットをメインで使っています。
大判の吸水マットを使ったり、枚数を調整すれば4人家族でも吸水マットを使うことができますよ。
使わない時は畳めば良いので、場所を取らずに収納できます。
キッチンがとても快適になりました!
4人家族の食器の量が多すぎて、水切りマットの上に乗らない時はどうするの?と悩む方もいるかもしれません。
吸水マットと併用して、他のアイテムを使うことで解決します。
次で説明する、タオルを敷いた大きめのパッドやお盆などに乗せる方法をおすすめします。
・タオルを敷いた大きめのパッド・お盆・ザル
大きめのパッドやお盆などに、タオルを敷いて食器を乗せるのも一種の方法です。
吸水マットをメインで使い、サブの方法として、こちらの方法を使うのがおすすめです。
なぜかというと、キッチンがごちゃごちゃしてきた時に、お盆ごとスツールやテーブルの上にすぐ移せて便利だからです。
それにもともとお家にあるものなので、お金がかかりません。
筆者は、ザルをお弁当箱を乾かす入れ物として使っています。
お金がかからないって、嬉しいです。
お弁当のパーツ一つ一つが、重ならずに扇状に広がってくれます。お金もかけずにとても快適で驚きました。
大きめのパッドやお盆にタオルを敷いて乾かす方法は、吸水性や乾きやすさは水切りマットに劣るので、補助的に使うのが良いでしょう。
2.代用品にならない・やめたほうがいいもの3選
代用品にならない・やめたほうがいいもの3選はこちらです。
・浅型トレー
・直置きスタイル
順番に説明していきます。
・珪藻土の水切り板
これも4人家族には向いていないかもしれません。
なぜなら、食事のたびにたくさんの洗いものが出ると、珪藻土の吸水性が追いつかないことがあるからです。
4人家族ともなれば、洗いものはとても多くなりますよね。
お弁当を持ち帰ってくる家族もいれば、さらに増えます。
筆者も珪藻土を使用していたことがありましたが、だんだん吸水性が落ちてきたので、使うのをやめてしまいました。
表面を削れば吸水性は復活するんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それには限界があります。
十分に乾燥させる暇もなく、使用を繰り返してしまうと、珪藻土の深部にカビが発生してしまうのです。
一度にたくさんの量の洗い物がでて、珪藻土を乾かす暇がない。
そんなご家庭であれば、珪藻土の水切り板はあまりおすすめできないかもしれません。
なるほど
・浅型の水切りトレー
浅型の水切りトレーもたくさん洗い物が出るご家庭にはあまりおすすめできません。
理由は、食器を積み重ねるのが大変で倒れやすいためです。
筆者が一人暮らしの時、浅型トレーでも大丈夫でしたが、食器の量が増えてきたらとても使いづらく感じてしまいました。
4人用の食器を積み重ねる作業を食事のたびに行うのは、神経がすり減ります。
少ない食器量のご家庭には向いていますが、4人家族の食器量では難易度が高いでしょう。
・直置きスタイル
直置きスタイルは、4人家族となると食器量も多くなるので、あまり向いていません。
そもそも直置きスタイルとは、洗ったものを大きなものからどんどん下にして重ねていくスタイルです。
例えば、フライパンやボウル、なべなど大きなものを下にして、重ねていきます。
水切りかごも吸水マットも何も使わないからお手入れがなくて楽かもしれない、と思う方もいるかもしれません。
ですが、想像以上に苦労した経験が。
食器を重ねる順番も大切です。
また、十分に水切りもできていないので、作業台が水でびちゃびちゃになってしまいます。
毎回台を拭き、ふきんを何回も絞る、という手間が生まれてしまいます。
食器の量が少ない一人暮らしの方や、効率的に洗いものを重ねられる上級者向けと言えます。
4人家族の方にはあまりおすすめできません。
使わないほうがいい3つを覚えておきます!
3.水切りかごを使用しない利点やメリットは?
水切りかごを使用しないメリットは4つあります。
・水切りかごのお手入れの手間が省ける
・作業スペースが増える
・生活感が減る
これも順番に説明していきます。
・シンク周りの掃除の時間が減る
水切りかごを置かないことで、シンク周りのお掃除がとても楽になります。
かごを移動させる、という手間が省け、サッとお掃除することができるからです。
水切りかごをずっと同じ場所に置いていることで、水アカやゴミも溜まりやすくなります。
こびりついた汚れを落とす作業ほど手間のかかるものはありません。
少しでも掃除がめんどうくさいな〜と感じてしまうと、「また今度やろう」ってなりがちですよね。筆者もよくそうなります。
かごを置かないことで、シンク周りはすっきりします。
台は汚れたたびに拭けば良いので、とても簡単で気軽に、お掃除することができます。
大きなメリットですね。
・水切りかごのお手入れの手間が省ける
水切りかごの網目をブラシで掃除したり、定期的にハイターに漬けるような時間をなくすことができます。
毎食後にいつも使うので湿度は高くてジメジメ。おまけに水切りしやすいように細かい網目がついています。
水切りかごがカビが生えやすい状態になっているのは仕方ありません。
清潔に使うためには、ブラッシングしてまめにお掃除したり、ハイターで消毒することが必要なのですが、これが結構手間がかかります。
夏や梅雨時期は特に湿度が高くなるので、ついお掃除を放置してしまうと、たいへんなことになります。
水切りかごを置かないことで、今までお手入れしていた時間を大幅になくすことができます。浮いたその時間で他のしたいことをする余裕が生まれます。
・作業スペースが増える
水切りかごを普段から置かないようにすると、シンク台の作業スペースが広くなるというメリットもあります。
4人家族用の食器が入る水切りかごは大きく、存在感もたっぷりあるためです。
筆者の家の台所は、あまり広くないのが悩みでした。
水切りかごの隣の空きスペースで調理するのですが、まな板を広げて食材を並べるともう何も置けなくなるくらいの狭さでした。
それを思い切って水切りかごを置かないようにしたら、快適すぎて驚きました。
空いたスペースで他の作業もすることができて、調理のスピードもとても早くなったんです!
それはすごいですね!
水切りかごがあるかないかでそんなに変わるの?と思われるかもしれません。それが全然違うんです。
空いたスペースで作業することができて、とても効率的に調理を進めることができますよ。
・生活感が減る
生活感が減ります。
キッチンは調理器具や調味料など、どうしてもモノが多くなりがちで、
家の中で一番生活感がでやすい場所と言えるでしょう。
リビングやダイニングから見えやすいキッチンを、すっきりと綺麗にしたい人も多いはず。
水切りかごを置かないようにするだけで、生活感を圧倒的に抑えることができます。
なぜなら、水切りかごは置くだけで大きな存在感を放つためです。キッチンのごちゃごちゃとした印象をとり除ければ、生活感は減らせます。
キッチンに限った話ではないのですが、筆者は大きな家電や家具を捨てた時、部屋全体が広くなったように感じました。
ものが少なければ、人が生活している感じは減りますね。キッチンでも同じことが言えるでしょう。
生活感を減らすために不便になったら本末転倒じゃないですか、そう思う方もいるのもわかります。
筆者も慣れ親しんだ習慣からなかなか離れられずに、なかなか水切りかごを捨てることができませんでした。
しかし、思い切って水切りかごを捨てましたが、使わない不便さはあまり感じていません。
生活感を減らして、スタイリッシュなキッチンにしたい人にとって、水切りかごを置くのをやめることはとてもおすすめです。
4.デメリット
水切りかごを使わないことによるデメリットは、次のようなものがあります。
・たくさんの洗い物がでた時は少し不便
順番にご説明します。
・水切りかごに慣れている家族はストレスを感じる
あなただけでなく、家族も食器を洗う場合。
慣れ親しんだ水切りかごでないと、最初は戸惑うかもしれません。
洗ったものは水切りかごに入れる。そして乾かす。
それ以外の選択肢を考えたことがない家族にとっては、いきなりやり方を変えるのは苦痛に感じるかもしれません。
筆者も水切りかごから吸水マットに切り替える時、家族に説明をしたのを覚えています。
夫は幸いにも怒りはしませんでしたが、戸惑っているのを感じました。
ですが、根気強くメリットを話し続けた結果、夫も今ではすっかり吸水マット派になってくれました。
水切りかごに慣れている家族には、今までの方法を変えたい理由、熱意を伝えていく必要があります。
時間をかけて説得しても良いでしょう。
「水切りかごがなくてもこんなに便利!」そう感じるあなた自身の姿を見せれば、きっと伝わります。
慣れるまでは仕方ないですよね。
試してみます!
・たくさんの洗い物がでた時は少し不便
4人家族となると毎食たくさん洗い物が出るので、まとまった置き場がないと不便に感じるかもしれません。
理由は、吸水マットやタオルは置き場所に限りがあり、水切りかごと比べるとスペースが小さいものが多いためです。
置けなくなったらその都度ふきんで拭かなければならないからです。
拭く回数が増えることで、吸水性の悪いふきんによっては水でびしゃびしゃになり、絞る手間も生まれるかもしれません。
筆者は、置き場に小さい吸水マット、加えて吸水性の悪いふきんを選んでしまった時、とても苦労しました。
置き場がないので何度もふきんで食器を拭き、すぐふきんが水浸しになるので何度も絞り。
そこで、吸水マットはたたむこともできる大判のものに買い替えました。
ふきんも水をよく吸ってくれてしかも速乾性の高いふきんに変えたことで、あまり困らなくなりました。
また、お弁当などの小物類を乾かすときは、ザルを活用しています。メイン使いの吸水マット以外の方法も用意しておくと良いでしょう。
たくさん洗い物がでた時は、置き場に困ることがあり、少し不便に感じることもあるかもしれません。
ですが、工夫次第で解消できますし、むしろすぐに食器を拭く習慣が自然とつくため、キッチンがすっきり片付いてくれます。
5. まとめ
「吸水マット」
「タオルを敷いた大きめのパッド・お盆・ザル」
「珪藻土の水切り板」、「浅型トレー」、「直置きスタイル」
・使用しないメリットは、
「シンク周りの掃除の時間が減る」
「水切りかごのお手入れの手間が省ける」
「作業スペースが増える」
「生活感が減る」
・使わないデメリットは、
「水切りかごに慣れている家族はストレスを感じる」
「たくさんの洗い物がでた時は少し不便」
筆者の家庭も大人数ですが、やっぱり水切りマットがない生活は考えられない!そう思ったことがありました。
これからもキッチンを快適にする工夫を考えていきたいと思います!
以上、「水切りかごを使わない!4人家族で上手にやっていく方法を解説」でした。
水切りかごを無くしたいと少しでも気になっている方は、ぜひ試してみてください。
コメント