「育休中に保育園の利用をするのはずるいのかどうか知りたい」
「預けるメリットは?」
こんな疑問を解消します。
今回は次の4点を解説していきます。
- 育休中に保育園がずるくない理由
- 預けるメリット
- ずるいと思う人の理由
- 周囲の理解
結論から言うと、「保育園の利用はずるくない」です。
育休中の利用に関して嫌な思いをした経験がある人は割と多いのではないでしょうか。
自由のコメントを載せることができるSNS。
しかし、何も知らないままSNSで育休中の利用のダメ出しをしたり、ずるさを誇張するようなことを書き込むと大変なバッシングを受けることになる可能性も。
この記事では育休中の保育園利用についてずるくない理由や預けることのメリット、ずるいと感じてしまう人の理由や預けることの周囲の理解を解説していきます。
時代の変化とともに生き方や考え方を理解し、変えていく必要がありますよね。
まずはずるくないという理由から見ていきましょう!
1.育休中に保育園はずるいと思う人へ!ずるくない理由を解説
育休中の保育園の利用はずるくないです。
その理由は「国が認めている」から。
ただし、 これは「保育を必要とする事由」に当てはまるというのが前提です。
国は、子ども・子育て支援新制度には育休中に保育利用中の子供がいる場合は継続利用は必要としています。
このように国家のお墨付きを頂いているのですから、遠慮することなく保育園を利用しましょう。
しかしここで1つ注意しておきたいのが待機児童問題です。
自治体により、待機児童が多い市町村では育休中退園になることもあるため、念のため事前に確認しておくことをおすすめします。
「保育を必要とする事由」に当てはまる場合、国が推奨しているということを知らない人が多すぎると思います。
報道を利用するなど、もう少し国民全体にこの情報を拡散してほしいものです…。
2.育休中に保育園に預けるメリット5つ
1.自分自身の時間を確保するため
お父さんお母さんにとって楽しみながら子育てを行う上で大切なの事は自分自身の時間を確保することです。
育休中は子供のことや家事だけ…、このような自己犠牲の多い子育ては心の余裕を保つのが難しくなってしまいます。
趣味を楽しむ など、自分自身の時間を持つことで家事や育児に張りができ、結果プラスに働いてくれます。
2.育児ノイローゼ回避のため
保育園に預けることで、増えてきている育児ノイローゼを回避することも。
仕事、家庭…、 お父さんもお母さんも子育て中はやるべきことが必要以上に増え、本当に大変。
特に月齢の低い子供を育てていくのは嬉しいことも多い反面、 慣れない子育てや睡眠不足などのストレスもあり、積もり積もって育児ノイローゼになることもあるようです。
預けることで体の負担が減るだけでなく、子育てのプロの保育士さんからのアドバイスもいただけるので精神的にも楽になりますよ。
3. 子供が目いっぱい動くことができる
家より広い空間である保育園では目いっぱい動くことが可能。
思いっきり走ったり動き回ることで、楽しみながら強い体を作っていきます。
4.復職時における保育園の確保
仕事を持つお母さんとお父さんに外せない条件の1つが、育休を終えた後の復職時の保育園の確保。
退園後復職し、再び保育園を確保しないといけない場合、元の保育園に戻りにくいということもあるようです。
子供も、お父さん、お母さんも慣れ親しんだ保育園に残り、復職後も安心して働けるようにしましょう。
5.待機児童を減らす
育休中に保育園に子供を預けることは結果待機児童を減らすことにつながることもあります。
復職のタイミングに保育園に空きがなかった場合入院ができないため、新たな待機児童を生んでしまう可能性が出てくるのです。
在住している自治体の待機児童の状況にもよりますが、復職を視野に入れてる場合は退園しない方が良いでしょう。
女性の社会進出が目まぐるしく進んでいるのにも関わらず、パパの育休取得がまだまだ進んでいない日本。
ママたちにもう少し優しい国になってほしいものです。
3.ずるいと思う人の主な理由2つ
1.自治体により預けることが不可能な場合も
国で認められている保育園の利用も自治体により不可能なこともあるようです。
育休中保育園を利用する際、 最終判断は各市町村に委ねられています。
在住している市町村で待機児童が多い場合、受け入れを断られる場合があるため、同じ育休中なのに不公平でずるい、という思考になってしまう人も。
市町村で利用にばらつきが出るというのはもちろん良いことではありませんが、 ずるい訳ではありません。
改善すべきは保育園の利用にばらつきの出る環境整備の問題であり、 育休を利用している人を避難するのは間違いです。
2.保育園の利用ができない専業主婦
専業主婦の場合は保育園を利用することができないため、ずるいと思ってしまう人も多いようです。
また、育休の場合は育児休業給付金をもらうことができるのですが、専業主婦はもらうことができません。
このようなことから専業主婦の人はどうしても「ずるい」という思考になってしまいがちに。
専業主婦も立派な仕事ですし、私も経験があるので大変さは分かりますが…、
育休中の保育園の利用は国も認めていること。
羨ましいとは思いますが、ずるいというのはちょっと違うかな、と思います。
4.育休中の保育園は周りの人の理解が必要です
育休中に子供を保育園に預けるのは本来はずるくありません。
ママ友の中でも待機児童の多い地域に住んでいる人に言われる言葉は…
「ずっと家にいるなら上のお姉ちゃんも一緒に見てあげたら?」
また、家では旦那さんに
「家にいるのに片付いていない」「おかずが少ない」 このような言葉も言われたり…。
ママ友ももちろんですが、家庭の事情をよく知り、1番力になって欲しいのは旦那さんです。
最も近くで子育てを見ている旦那さんの理解が得られないというのは本当につらく、夫婦喧嘩の火種になりがちです。
近年女性の社会進出も増えており、育休中の保育園の利用も今後ますます増えてくると思われます。
周りの人たちが育休中の保育園利用の認識や理解を深めていくことがこの問題の解決の糸口になっていくでしょう。
まとめ
・育休中に保育園を利用することはずるいのか?
「利用は国が認めている(保育を必要とする事由、に当てはまる場合)」ため、ずるくない」
・自分自身の時間の確保のため
・育児ノイローゼ回避
・子供のストレス解消
・退園後元の保育園に戻りにくい
・待機児童問題
【ずるいと思う人の理由】
「 専業主婦は保育園の利用不可・自治体によって預けることが不可能な場合もある」
以上、育休中の保育園利用がずるいかどうかについて解説しました!
育休中の保育園利用に関してはまだまだ否定的な意見があるのも現実です。
この記事が多くの人の目に止まり、育休中の保育園利用に理解を示す人が増えてくれることを願わずにはいられません。
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