「炊飯器でカレーを作ったらにおいがついてしまった」
「カレー臭さを取る方法が知りたい」
こんな悩みを解消します。
今回は次の2点を解説。
2)臭いがつくのを予防するポイント2つ
最近、炊飯器調理が流行っていますよね。
圧力鍋のような使い方をしてメインディッシュやスイーツなど様々なものを炊飯器で作る人も増えています。
そんな中、気になるのはにおい問題。
特にカレーは普段通り洗ってもなかなかにおいが消えにくいですよね。
以下で詳しく解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
1)炊飯器がカレー臭い時の対処法5選!
それでは早速、炊飯器についたカレーのにおいをとるための方法を5点ご紹介します。
おおまかに①~⑤で段階を踏んでいるので、1つ目で変わらなければ次へ……という流れで試してみてください。
②水を入れて早炊き or 「お手入れ機能」
③重曹
④クエン酸(レモン水)
⑤塩
①内釜・内蓋の洗浄
当たり前ではありますが、まずは内蓋と内釜をしっかりと洗いましょう。
内釜はいいとして、内蓋は忘れてしまったり数回に1回の洗浄にしていたりという方もいらっしゃると思います。
しかし、炊飯時に発生する水蒸気によって汚れが付着するので、毎回の洗浄が望ましいです。
カレーを作った際はなおさらですね。
洗い方はシンプルで、台所用中性洗剤とやわらかいスポンジがあればOK。
他の食器と同じ要領で洗って問題ありません。
②水を入れて早炊き or 「お手入れ機能」
洗ってもにおいが取れない場合は、水を1~2合分入れて早炊きをしてみましょう。
炊飯が終了したら保温を切り、お湯が冷めるのを待ってから内釜や内蓋をていねいに洗浄してください。
また、製品によっては「お手入れ機能」が搭載されているものもあります。
その場合は説明書に記載の水量を入れてお試しください。
③重曹
重曹を使うことで洗浄力が強まります。
掃除用として常備している方もいらっしゃると思いますが、炊飯器にも使えるんですよ。
内釜に水を半量ほど入れ、そこに重曹を小さじ1杯入れます。
そして早炊き、もしくはお手入れモードで炊飯を行ない、終了後に洗浄すれば完了です。
ただし重曹はアルカリ性なので、使いすぎると内釜が傷んでしまう可能性があります。
においを取りたいからといって多用するのは避けましょう。
④クエン酸
重曹の代わりにクエン酸を使う方法もあります。
水を7~8分目まで、クエン酸は約20g入れてください。
その後の行程は重曹と同じ。
早炊き or お手入れモードで炊飯し、内釜と内蓋を洗浄します。
また、同じく酸性のレモンやレモン汁を使っても同様の効果が見込めますよ。
ただしこれらが使えるのは金属製のものに限られ、土鍋製には使用できないので注意が必要です。
⑤塩
①~④までの方法が効かなかった場合、塩を試してみましょう。
こちらは別の鍋を使った煮沸消毒なので、内釜が入るものがなければ内蓋だけでもやってみてください。
手順は以下のとおりです。
- 鍋に水を入れ、濃度が1%になるだけの塩を入れる
- 火にかけ、沸騰したら内蓋等を入れて約10~15分煮る
- 火を止めて冷めるまで待ち、水洗いする
沸騰中の鍋肌は非常に熱いため、内蓋のパッキンが触れると溶けてしまう恐れがあります。
また手などの火傷にもご注意ください。
2)臭いがつくのを予防するポイント2つ
においがつかないように予防できるのが1番良いですよね。
これをやっておけば絶対に大丈夫、とは言えませんが、においをつきにくくするためにやっておきたい2つのポイントをご紹介します。
①炊飯後速やかに中身を出す
カレーを入れたままにしておくと、においが染みつく原因になります。
内蓋に使わている樹脂は特につきやすいので注意が必要です。
また、洗う時もなかなか汚れが落ちにくくなるため、速やかにカレーをすべてよそってしまうようにしましょう。
食べきれない分は保存容器に入れてくださいね。
②洗える場所はすべて洗う
速やかに中身を出した後は、速やかに洗浄しましょう。
内釜や内蓋はもちろん、それらを外した場所も忘れずに。
固く絞った布巾等でしっかり拭いてください。
炊飯の過程で染みついてしまう分は仕方ありませんが、その後の行動で過度な染みつきを防ぐことができるかもしれません。
すぐに洗うのは腰が重いと思いますが、においがこびりついてしまう方が後々面倒になるので、気合でやっていきましょう!
カレーの捨て方!正しいやり方&やってはいけない3つの方法を解説
まとめ
・カレーを作ったらすぐに取り出して洗おう
・内蓋や内釜以外の場所も忘れずに
においがつかないようにするには、早めの片付けと洗浄が鉄則です。
カレーの後片付けは少し面倒ですが、少なくとも中身は全部別の容器にあけておくようにしましょう。
洗浄で使うアイテムもご家庭にあるようなものばかりなので、ぜひお試しくださいね。
コメント