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黒豆に重曹入れて煮るのはなぜ?どんな効果があるの?ない場合の作り方も

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悩める女子
悩める女子

「黒豆に重曹を入れるのはなぜ?」

そんな疑問にお答えします。

●この記事でわかること
1.黒豆に重曹入れるのはなぜ?意外な効果や理由とメリット
2.重曹は必須?入れないといけない?
3.重曹がない場合の代用品はある?
4.重曹なしで柔らかく作るポイント

結論から言うと重曹を入れることで
黒豆の仕上がりが柔らかくなるからなんです。

黒豆煮は柔らかくふっくらとしたものが美味しいですよね。
重曹がないという場合でも美味しくできるポイントもご紹介していますので
是非ご参考になさってみてください。

では早速見ていきましょう。

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1.黒豆に重曹入れるのはなぜ?意外な効果や理由とメリット

黒豆に重曹を入れる意外な理由は、
柔らかくふっくらと仕上げるためなんです。

〖重曹〗と聞くと、お掃除に使うものというイメージが強いかもしれません。
しかし重曹の成分である〖炭酸水素ナトリウム〗には
豆のたんぱく質を分解する効果があります。

炭酸水素ナトリウムは『アルカリ性』なので、
たんぱく質を分解し、繊維を柔らかくする作用が働いて
黒豆が柔らかくふっくらとできあがるのです。

またその作用によって豆に水分が行きわたるのも早いため
重曹なしで煮るよりも所要時間が短くなるというメリットがあるんです。

さらに、繊維を柔らかくすると同時にアク抜きも期待できますよ。
ということは黒豆以外の食材にも活用できそうです。

ただし重曹の入れすぎは苦みがでる原因になりますので
量にはご注意くださいね。

入れるだけで柔らかくふっくらとした理想的な仕上がりになるなんて
黒豆煮の初心者には心強いアイテムです。

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2.重曹は必須?入れないといけない?

重曹を入れることには理由やメリットがあることがわかりましたが、
必須というわけではありません。

レシピに重曹が記載されていることも多いですが
入れないと美味しくできないということはないでしょう。

では重曹を入れない場合に起こることは何なのでしょうか?
それは重曹を入れる場合よりも時間を要するということです。

しかし乾燥状態の黒豆を戻す時間を長くとり、
じっくり時間をかけて煮込むことで同じように
仕上げることは可能ですよ。

なので、家に重曹がない、重曹を使うのには抵抗がある、
という方も安心してくださいね。

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3.重曹がない場合の代用品はある?

結論から言うと重曹がない場合の代用品は
見つかりませんでした。

重曹は別名〖ベーキングソーダ〗です。
お菓子作りではベーキングソーダの代用品として〖ベーキングパウダー〗を入れる
こともあるので一見、黒豆にも使えそうですよね。

しかしながら重曹とベーキングパウダーには
黒豆を柔らかく煮るのに代用品になり得ない決定的な違いがあるんです。

それは重曹はアルカリ性だということです。
そしてその性質により豆を柔らかくする作用が働きます。

一方でベーキングパウダーは中性なんです。
アルカリ性ではないため、黒豆を柔らかくする効果は期待できないのです。

しかしながら重曹を入れて煮る時間を短縮するというメリット
の代用品ならば、圧力鍋を使ってもよいかもしれません。

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4.重曹なしで柔らかく作るポイント

重曹は黒豆を美味しく作る手助けをしてくれる
アイテムではありますが、どうしても入れなけらばいけない
というわけではありません。

なかったとしてもポイントさえおさえれば柔らかく作ることはできるので
安心してくださいね。

重曹を入れない場合におさえておきたいポイントは
以下の2点です。

・二重蓋をして煮る
・煮込み時間を多くとる

以下で詳しく見ていきましょう。

二重蓋をして煮る

外蓋の他に内側にも中蓋を用いて二重蓋にして
3~4時間煮込みましょう。

長い時間をかけてじっくり火を通すために外蓋をします。
ただし完全に蓋をかぶせてしまうと吹きこぼれやすくなるので
わずかな隙間は開けておきましょう。

長時間にわたって煮ている際に煮汁から黒豆が出てしまうと、
乾燥したり豆にシワがよる原因になってしまいます。
それを防ぐために中蓋が有効なのです。

中蓋は他の食材の臭い移りなどを気にせず使える
キッチンペーパーが簡単でおススメです。

煮込み時間を多くとる

単純に煮る時間を多くとることです。

重曹なしの場合は「煮込み時間を多くとる」ことで、ふっくら仕上がります。

重曹を使用すると、煮る時間を約半分(3〜4h)に短縮可能です。

見た目も良くしたい!という方は、
黒豆煮の錆びた釘の代用品7選!道具&食べられるもの編に分けて解説もご覧ください。

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5.まとめ

・黒豆に重曹を入れるのは、柔らかくふっくらと仕上げるため
・煮る時間の短縮というメリットも
・重曹は必須ではないが代用品はない

解説してきたように、黒豆煮は重曹なしでもふっくらとした仕上がりにできます。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

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