「カレーを傷ませてしまった!」
「腐ったカレーはどうやって捨てればいい?」
今回は、次の5点を解説。
2)やってはいけない捨て方3つとその理由
3)冷凍した状態で捨てるといいのは本当?
4)余ったカレーを料理に活かす方法
5)腐っている場合は鍋や容器をよく洗おう
カレーが食べきれなかった時、どうやって捨てればいいか迷いますよね。
そのままゴミ袋に入れても大丈夫かな?あるいは洗い物と一緒に流してしまおうか、と思ってはいませんか?
カレーを捨てる際は、紙や布に染み込ませてから捨てるのがおすすめです。
決してそのままゴミ袋に入れたり、排水溝に流さないようにしましょう。
この記事では、やってはいけない捨て方のほか、鍋の洗い方もご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
1)カレーの捨て方!正しいやり方
それでは早速、カレーの正しい捨て方を紹介します。
冷凍できない、あるいは腐ってしまった……という場合の参考にしてみてください。
①道具
道具は以下の通りです。
- ポリ袋
- 新聞紙など不要な紙、あるいは不要な布
収集日が今日明日でない場合はカレーの臭いが気になるかもしれないため、ポリ袋を二重以上にすると安心です。
紙や布にカレーを染み込ませるため、水分を弾く性質のものは避けましょう。
②手順
手順は次の通りです。
- ポリ袋に紙や布を入れる
- カレーを流し入れる
- 空気をしっかり抜き、袋を硬く結ぶ
わずか3ステップで完了!
手間もかからないので、ゴミをまとめるついでにササっとできますね。
③特に注意すること
先程少し触れましたが、収集日まで日にちがある場合は臭いが気になるかもしれません。
さらに時期によっては虫もわいてしまうため、臭いを漏らさないようにする対策が必要でしょう。
そのため袋を何重にもしておくか、あるいは蓋つきのゴミ箱に入れておくのがおすすめです。
2)やってはいけない捨て方3つとその理由
ルーカレーは粘度がありながらも液体なので、捨てるとなるとその方法に悩んでしまいますよね。
手探りで、あるいはなんとなくで捨てている方もいらっしゃると思いますが、本当にそれで合っているでしょうか。
ここではNGの捨て方を3つ紹介するので、ぜひ答え合わせしてみてください。
- そのまま捨てる
- 排水溝に流す
- トイレに流す
①そのまま捨てる
そのままゴミ袋に入れてしまえば大丈夫……と思っていませんか?
ゴミ袋に入れてもカレーは液体のまま。そしてゴミ袋は収集車に入っていく際に破けてしまうことがあります。
すると中のカレーが飛び散り、ゴミ清掃員にかかってしまったり、道路が汚れてしまったりするのです。
お笑い芸人・ゴミ清掃員のマシンガンズの滝沢さんはこれを「カレー爆発」と仰っていて、実際全身がカレーまみれになることもあるそうです。
カレーをそのまま捨てないでください。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です。僕らはよくカレー爆発の犠牲者になります。全身カレーまみれになるので、じゃがいもの気持ちがよくわかります。食べ切れる量、冷凍などして頂けると助かります。この日の相棒は靴を拭いてます。#ゴミ清掃員の日常 pic.twitter.com/dX2SjUipCl
— マシンガンズ滝沢 (@takizawa0914) November 21, 2022
②排水溝に流す
洗い物の際に一緒に流してしまうのもNG。
ゴミ袋と違って直接的な被害はないし、バレずにこっそりできます。
しかし排水溝へのダメージはもちろん、環境への負荷に繋がってしまうのです。
鍋で一晩置いたことがある方はイメージがつきやすいと思いますが、カレーは時間が経つと固まります。
すると排水溝にこびりつき、詰まりや悪臭の原因になるほか、排水管も傷んでしまうかもしれません。
そしてカレーに多く含まれているのが油。下水道を流れたあとは処理場に運ばれますが、下水管が詰まる・下水処理に影響が出るといった可能性が考えられます。
③トイレに流す
トイレにカレーは掛け合わせが悪すぎる……のは置いといて、これも排水溝と同じくNGです。
詰まる恐れがあるのはもちろん、さらに汚物が逆流してくる可能性も。
そんなことになったら少なくともしばらくの間はカレーが食べられなくなりそうなので、トイレに持っていくのは絶対にやめましょう。
3)冷凍した状態で捨てるといいのは本当?
先述の滝沢さんは、捨てる場合は冷凍し、それを直接清掃員に渡すというアイデアを投稿していらっしゃいました。
凍らせることで爆発を防げますし、直接渡せば「カレーが入っています」と伝えることができ、清掃員もそのつもりで扱うことができるでしょう。
しかし夏場はすぐに溶けてしまいますし、凍っていようが溶けていようが、焼却炉の温度を下げてしまうことになり、結局のところ最善策とは言えないようです。
そのまま捨てたり排水溝等に流したりするよりは安全ですが、最初に紹介した捨て方に比べるとリスクが高いと言えるでしょう。
4)余ったカレーを料理に活かす方法
そもそもカレーを腐らせる前に食べきることが1番の策です。
2日目のカレーが美味しいとは言いますが、作りすぎて2日目どころではないとさすがに飽きてしまいますよね。
主張が強いカレーですが、実はいろんな料理に使えるんです。
下に例を6つと、実際のレシピリンクを掲載するので、参考にしてみてくださいね。
- ミルキーカレーうどん
- カレーパエリア
- カレーエッグトースト
- スコップカレーコロッケ
- カレーカスレ
- カレーソーセージ
5)腐っている場合は鍋や容器をよく洗おう
腐ったカレーが入っていた鍋や容器は次に使いづらいですよね。
ですが、きちんと洗えば元通りになるのでご安心を。
今回は洗い方を2パターン紹介します。なお、2つ目に関しては鍋のみに使える方法なのでご了承ください。
〈洗い方①〉
- 鍋肌や容器に付いたカレーをキッチンペーパーで拭き取る
- お湯と洗剤を入れてかき混ぜ、しばらく置いておく
- お湯を一度捨て、洗剤とスポンジで洗う
- お湯で洗い流す
〈洗い方②〉
- 鍋肌や容器に付いたカレーをキッチンペーパーで拭き取る
- 大さじ1の水を入れ、沸騰させる
- キッチンペーパーで拭く
- 洗剤とスポンジで洗う
炊飯器がカレー臭い時の対処法5選!予防するポイント2つもご紹介!
まとめ
・そのまま捨てると清掃員や街に被害が及ぶ
・漬けおき、あるいは水を沸騰させれば鍋もスッキリ洗える
アレンジレシピも無数にありますし、本来は食べきるのが理想です。
ですが、夏場など気温が高くて思いがけず傷んでしまった時は、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
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