こんな悩みを解消します。
今回は次の3点を解説。
2)席替えはどのくらいの頻度でやるの?
3)席替えの注意点
席替えの定番と言えばクジ引きですよね。
ですが、毎回クジ引きだと流れ作業のようになってきて、新鮮味が薄れてしまうかもしれません。
せっかくなら、ワクワク感をプラスしたい。
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
クジ引き以外にも、あみだくじやトランプ、レッドカード制度なんてものもあります。
この記事では席替えの決め方のほか、席替えに関する注意点も挙げているので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
1)席替えの面白い決め方7選!小中高校で使える
それでは早速、席替えの決め方を7つご紹介します。
- あみだくじ
- 無料アプリ
- トランプ
- お見合い
- じゃんけん
- 行事班
- イエロー/レッドカード
①あみだくじ
席替えの決め方でベーシックなのはクジ引きですが、少し趣向を変えたあみだくじはいかがでしょうか。
7つの中では最も一般的かもしれませんが、1人ひとりたどっていく過程が盛り上がること間違いなし!
生徒分の縦線を書いておき、生徒には名前と好きなところに横線を書いてもらうようにすれば、公平感がより感じられるでしょう。
②無料アプリ
最近は席替え用のアプリがあり、それを活用しているところもあるようです。
例えば「席替えメーカー」というアプリは、教師経験を持つエンジニアの方が開発しており、現場のニーズに対応した機能を持っています。
例えば、視力が悪い子を前例にする、教室に入ることに抵抗感のある子を入り口付近にする……といった詳細設定が可能で、シャッフルという根幹を守りつつも、そこに配慮を加えることもできます。
以下のURLに開発者さんによる解説があるので、気になった方はご覧ください。
参照:「席替えメーカー」を作りました
③トランプ
形式としてはクジ引きと似ていますが、トランプを使うことでクジを作る必要がなく、物珍しさがアップします。
あらかじめ座席表にトランプのマークと数字を書いておき、あとはトランプを引いていくだけ。
いつものクジ引きは飽きたな……という時におすすめです。
④お見合い
男女交互になるような席の配置にし、男女で分かれてクジを引いたり話し合いをしたりして決める方法です。
「お見合い」という所以は、席移動をして初めて隣の席がわかるというところからきているようです。
しかし単純に生物学上の男女で分けるのは軽率でもありますから、男女ではなく出席番号順で半分に区切るといった方法の方が良いかもしれませんね(その場合、席の配置は男女は関係なしでOKです)。
⑤じゃんけん
じゃんけんで勝った人から席を決めていく方法です。
ですが、全員で一斉にじゃんけんをするとおそらく決着がつきません。
なので最初に先生とじゃんけんをし、「勝ち」「負け」「あいこ」それぞれでじゃんけんをすると比較的スムーズでしょう。
⑥行事班
行事前に限られますが、研修や修学旅行などで作った班をもとに席を決定する方法です。
話し合いの時も席を動かさずにできますし、休み時間や給食の時にも話しやすくなるという利点があります。
仲も深まっていけば、当日がより楽しく過ごせるようになるでしょう。
⑦イエロー/レッドカード
こちらは席替え全体ではなく、前列の席を決める方法です。
席替えから次の席替えの間、授業中騒ぐといった迷惑行為をした場合にカードが渡されます。
1回目はイエローカード。
その後何回目かは先生の裁量によりますが、規定の回数に達したらレッドカードになり、前列になることが決定するというわけです。
レッドカードの後はずっとレッドカードにし、その枚数で前列の中でもさらに場所を決めても良いですし、イエローカードも真ん中から前半にするといったルールにするのもアリでしょう。
2)席替えはどのくらいの頻度でやるの?
席替えの頻度は、担任の考え方で多かったり少なかったりします。
1番多いと言われているのは1ヶ月に1回。
ですが、2週間に1回や2~3ヶ月に1回というパターンもあるようです。
頻度に差はあれど、席替えの狙いは「交友関係の幅を広げること」。
ずっと同じ席だと関わる人が固定してしまったり、教室の空気が停滞してしまったりする可能性があります。
そこで定期的に席替えをすることでマンネリ化した空気を入れ替え、新しい交友関係を築くきっかけを提供しているんですね。
3)席替えの注意点
みんなのお楽しみでもある席替えですが、しばらくの間の教室環境を決定づけるものでもあります。
多少の我慢は必要ですが、教室に入るのが嫌だと思う生徒が出てくると問題なので、以下の点を頭に入れておいた方が良さそうです。
- 児童・生徒が納得する方法で行なう
- 身長や視力に配慮する
- 支援が必要な子の席を固定するか否か決める
支援が必要な子に関しては、2種類の考え方があります。
1つ目は前列に座ってもらい、困ったことがあった時すぐに手助けできるようにするというもの。
2つ目は他の子と一緒に席替えをし、周りの席の子にも支援してもらうというものです。
その子の特質やクラス規模によってどちらの方が良いかは変わってくるかと思います。
そのため、事前にどうするべきか考えておくのがおすすめです。
まとめ
・頻度は月1をはじめ、月2や数カ月に1回のパターンもある
・先生の希望よりも生徒が納得できることを優先しよう
ただでさえ楽しいイベントでもある席替えですが、少し工夫するだけでより盛り上がることでしょう。
準備もさほど必要ないものばかりだと思うので、マンネリ気味の時はぜひお試しくださいね。
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