※当サイトはプロモーションを含みます

レモンバームは植えてはいけないと言われる理由3選!メリットも解説

スポンサーリンク
イルカ
イルカ

レモンバームって植えてはいけないの?

そんな疑問にお答えします。

【この記事でわかること】
1)レモンバームは植えてはいけないと言われる理由3選
2)安全に植えるための注意点4つ
3)植える利点・メリット

レモンのような爽やかな香りが人気のレモンバーム。
ハーブティーでも人気があり、「育てたいな」と思う方も多いのではないでしょうか。

ふくろう
ふくろう

しかし、レモンバームを植えてはいけないという声もあります。

それは何故なのでしょう。

結論から言うと、「繫殖力の強さ」「ミツバチ」が理由なんです。

この後、詳しく見ていきます。

この記事を読めば、安全にレモンバームを栽培できる方法もわかります。

それでは見ていきましょう。

スポンサーリンク

1)レモンバームは植えてはいけないと言われる理由3選

①繫殖力が強すぎる

レモンバームは繁殖力が強く、知らないうちに地中でどんどん根を伸ばしていきます。

以前、筆者の家の庭にも同じくハーブで繫殖力が強いミントが植わっていましたが、手に負えないほど縦にも横にも伸びて大変だった記憶があります。

また、レモンバームは「こぼれ種」という自然に種が落ちる品種なので、地中・地上の両方のアプローチによって増えていくのです。

手に負えなくなるだけでなく、他の植物が育ちにくくなるというデメリットも。
例えば、近くに背の低い植物があると、日光が当たらなくなってしまいます。

さらに、お隣のお庭が地続きになっている場合、根から浸食していく恐れもあります。

②ミツバチが増える

レモンバームは、ミツバチが好むシソ科の植物です。
地中海地域では2000年前から「蜜源植物」として栽培されてきた歴史もあります。

そのため、庭にミツバチが増えることは覚悟しなくてはなりません
特にお子さんがいる家庭では注意が必要。

また玄関先に植えると、出入りする際やお客さんが来た時に危険が伴うかも。

③根絶が難しい

うっかり増やしすぎてしまった際、減らすのは容易ではありません

根絶は読んで字のごとく「根」を断ち切る必要があります。
少しでも根が残っていると、そこからまた伸びていってしまうのです。

ですが、根っこから引き抜くって難しいですよね……。

最終手段として除草剤はありますが、他の植物にも影響が及ぶのであまりおすすめはできません。

スポンサーリンク

2)安全に植えるための注意点4つ

①地植えをしない

繁殖力を弱めるには、地植えをしないのが最も効果的です。

プランターや鉢に植え、こぼれ種防止のためにもコンクリートなどの上に置くようにしましょう。

また、日光に当たり続けると葉が焼けてしまう恐れがあるので、夏場は午後に日陰となる場所が望ましいです。

②エリアをきちんと分ける

地植えする場合、栽培場所をあらかじめ区切っておくことで、ある程度繁殖を防ぐことができます。

芝生の根止めなどに使われるシートを用いて、植えたいエリアを囲ってしまいましょう。
浅いと意味が無いので、地中30㎝ほどまで打ち込むのがおすすめ。

ただし根は生き物なので、その下から伸びていくことも考えられます。
完全な防止策ではないことは念頭に置いておいたほうが良いかもしれません。

③ミツバチの影響が最低限の場所にする

ミツバチがやってくるのは自然現象なので、お互いに不利益の少ない場所に植えて共存できるのが1番良いですよね。

・玄関など人が出入りしやすい場所を避ける
・子供が勝手に近づかないように囲いを作る
・プランターなどの場合はネットカバーをかぶせる

他の植物への受粉が不要なら、プランターに植えてカバーをかぶせるのが「繁殖」と「ミツバチ」の両方に最も効果的だと考えられます。

④花は放置しない

こぼれ種を防ぐため、花が咲いたらなるべく早く摘み取るのがおすすめ。

レモンバームの花は白くて小さく、儚げな可愛らしさがあります。

せっかく咲いてくれたのに……とは思うかもしれませんが、そのままにしておくと根っこごと抜かないといけなくなる未来が待っています。

ここは潔く摘んでしまいましょう。

スポンサーリンク

3)植える利点・メリット

①植物の受粉に役立つ

レモンバームは蜜源植物であると申し上げましたが、それと同時に「コンパニオンプランツ」でもあります。

コンパニオンプランツ(「共存作物」)とは、他の植物の近くに植えることでプラスの影響を与える植物のこと。
今回の場合、レモンバームにつられてやってきたミツバチが他の植物の受粉に寄与してくれます。

家庭菜園をしている方は、レモンバームを植えておくとスムーズに生育が進むかもしれません。

②初心者でも育てやすい

レモンバームは多年草なので、1度植えると毎年葉が出てきてくれます。

また耐寒性に優れ、マイナス5度まで持ちこたえることができる丈夫な植物です。
耐暑性は耐寒性に比べると劣りますが、それでも強い方。

夏場の日差しや乾燥に少し気をつければ問題ありません。

また、繁殖力が強いということは裏を返せば枯れにくいということ。

ガーデニング初心者でも挑戦しやすい植物だと言えるでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

・レモンバーム栽培の難点は「繫殖力の強さ」と「ミツバチ」
・プランター栽培や花摘みで繁殖力を抑える
・初心者でも育てやすく、他の植物の受粉も助けてくれる!

レモンバームには鎮静作用の他、花粉症にも効果があると考えられています。

ご自宅で栽培した葉でハーブティーを淹れ、忙しい日々にゆったりとした時間を設けてみてはいかがでしょうか。

植物

コメント

error: クリック不可