保育士さんが奮闘している1歳児の運動遊びってたくさんありそうですよね。
でも、子供にとってより良いものってどんなものなのでしょう?
1歳児の運動遊びに取り入れる物ってどんなものがある…?
サーキットで使えそうな道具は…?
あなたのこんな悩みを解消します。
今回の記事では次の4点を解説していきます。
- サーキットに取り入れたいもの・道具
- サーキット遊びのメリット・狙い
- 流れとポイント
- サーキットの注意点
結論から言うと「マット・フラフープなど、柔らかく安全な素材」がオススメ。
1歳児の運動遊びについて悩んでいる保育士さんは意外に多いです。
この記事では、1歳児の運動遊びやサーキットで使用できそうな道具について悩んでいる保育士さんに向けて解説を行っていきます。
まだまだ不安定な部分はありますが、1歳になると、1人で歩けるようになったり、立ち上がったりすることも可能になり、少しずつできることが増えてきます。
まずは、そんな1歳児が楽しめるような運動遊びからご紹介していきます!
1.1歳児の運動遊び!サーキットに取り入れたいものや道具7選!手作りにも
運動遊びやサーキットで取り入れたい道具7つを紹介していきます。
手作りにも応用可能です。
1.マット
1歳児はマットの上で転がってみるだけでも良い運動に。
保育士さんがトンネルを作ってハイハイしながらくぐらせてあげてみるのもいいですね。
2.ボール
ゴールを作ってそこにボールを入れていく遊びです。
1歳ではまだ投げることはできない為、転がしながら、もしくはバウンドを入れながらゴールに入れる練習をしていきます。
3.ソフト積み木
ソフト積み木も取り入れたい道具のひとつ。
ソフト積み木でジャンプできる台を作ります。
着地する場所にはマットを置くと良いでしょう。
4.ダンボール
ダンボールは軽くて安全。
ダンボールでトンネルを作成し、子供にくぐらせてあげましょう。
5.フラフープ
フラフープを床に置き、輪の部分を踏まない様に歩きます。
保育士さんがフラフープを持って輪をくぐらせてあげるのも楽しそうです。
6.平均台
平均台遊びも1歳児が楽しめる運動のひとつ。
1歳児でも乗れそうな低めの平均台に乗せて遊ばせてあげましょう。
保育士さんが手を引いてサポートしながらゆっくり誘導してあげるといいですね。
7.鉄棒
鉄棒遊びが大好きな子供はたくさん!
園にある鉄棒は低めのものですが、その中でも1番低いもので遊ばせてあげましょう。
保育士さんがサポートしながらぶら下がりをしたり、
「少しだけ離すよー」と声をかけてから自分でぶら下がる練習をさせたりすると頑張る気持ちも芽生えてきます。
特別な道具や遊具でなく、保育園にある身近な道具で楽しく運動出来るのですね。
1歳児向けの室内遊び!準備なしですぐできるもの7選をご紹介!
2.サーキット遊びのメリットや狙い
サーキットは順番に与えられた課題をこなしていくということ。
そのサーキットのメリット、狙いとは…?
保育士さんとのスキンシップ
サーキットすることで保育士さんとのスキンシップを測ります。
サーキットの動きは保育士さんが1度見本となって見せる必要があります。
先生があんなに頑張ってる!
幼児は先生の真似をしたいもの。
先生の行動を見て子供たちは奮闘すること間違いなしです。
スキンシップでさらに楽しいクラスを作ることができます。
遊びを取り入れながら運動効果アップ
遊びを取り入れながら運動効果を狙います。
楽しい遊びはしっかりとした運動にも。
子供は興味のないもの、 楽しくないものには反応しません。
これをやろう!ではなく、楽しい遊びの中で運動することで、できることを増やしてあげましょう。
3.流れとポイント
サーキットは順番に与えられた課題をこなしていくということ。
子供達は設置された遊び道具を順番にこなしていきます。
サーキットの基本的な流れとポイントの解説です。
流れ
置かれた障害物をこなし、またスタート地点に戻り、延々回っていく。
このルーティンです。
- 障害物(マットなど)を設置
- 子供達を適度に間を開けながら順にスタートさせる
- 障害物をこなしてゴール後、またスタート地点に並ばせる
ポイント
道具の素材
道具の素材は肌に触れても大丈夫な柔らかめのものをチョイスする様にしましょう。
固めな素材や重いものはやはり怪我の危険性が高まります。
子供に合わせた素材にする事が怪我を防ぐポイントです。
子供に合わせる
動きの難易度は子供に合わせてあげましょう。
1歳児の体力や筋力は月齢によっても大きく変わってきます。
それぞれゴールを変えて合わせてあげることが楽しさを感じてもらえるポイントです。
4.サーキット遊びの注意点や配慮すること
サーキットの注意点・配慮することを解説していきます。
スペースを確保する
スペースの確保はかなり重要。
遊びやサーキットを行う場合、広いスペースを確保していないと怪我に繋がってしまうことも。
例えばマットやフラフープなどはかなりスペースが必要になります。
子供達が思いっきり動ける様に十分なスペースを確保してから動き始める様にしましょう。
密集し過ぎない様にする
密集し過ぎないということも気をつけるポイント。
密集してしまうと思わぬ事故や怪我に繋がることも考えられます。
子供達の成長スピードはそれぞれ。
子供の進み具合を確認しながら次のスタートを調整するなど、密集しないように注意し ましょう。
安全面への注意
安全面の注意は必要不可欠。
子供の動きは予測不可能なため、常に子供に目を配り、注意する必要があります。
サーキットの道具の中に滑りやすいものや高さのあるものがある場合、転倒、転落の危険性も。
設置の仕方も安全面を考えながら行いましょう。
サーキットは短時間でたくさん遊べるのが大きなメリットですが、スムーズで安全なサーキット遊びをする為に注意点は必ず抑えておきたいものです。
まとめ
1歳児のサーキット遊びをご紹介しました。
この記事で紹介した遊び以外でも1歳児が楽しめる遊びはまだまだたくさんあります。
しかし何事にも危険はつきもの。
安全面の注意を怠らず、楽しいクラスを作っていきましょう。
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