「突然雨が降ってきて濡れてしまった」
「早く乾かす方法はない?」
こんな悩みを解消します。
今回は、次の4点を解説。
2)近くにコインランドリーがないか確認しよう
3)濡れた服をアイロンで乾かすデメリット
4)外出先で服が濡れた時に備えて持ち歩きたいグッズ
急に雨が降ってきたり、あるいは車が勢いよく水を跳ねさせてびしょ濡れになったり……。
意外とこういうことってありますよね。
濡れた服が素肌に触れると気持ち悪いし、早く乾いてほしいと思うことでしょう。
結論を言うと、外出先という環境では、道具なしで乾かすのは至難の技です。
できればコインランドリーを探しましょう。
しかしハンディファンなどのグッズを持ち歩いていれば対処できる可能性があります。
この記事では持ち歩きグッズについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
1)濡れた服を早く乾かす!道具なしでやる方法
残念ながら、濡れた服をまったく何も使わずに早く乾かすとなると、なかなか厳しいものがあります。
水を飛ばすには風や熱が必要になるため、何も使わずにすぐできる方法としては
- 服を着たまま or 広げた状態で持って走り回る
- 服を着た状態で自転車を漕ぐ
といったところでしょうか。
自転車は意外と乾くかもしれませんが、できる人は限られそうです。
ですが、ドライヤーなどの電子機器を使わないという意味ならば以下の方法があります。
外出先の場合は難しいですが、念のため紹介しておきますね。
1.タオルでくるんで踏みつけ、水分を吸わせる
2.ハンガーにかけて風通しの良い場所にかける
ハンガーは衣類同士が接しにくくなる分厚いタイプがおすすめです。
また、ハンガーにも布を巻いておけば、さらなる水分吸収が期待できるでしょう。
2)近くにコインランドリーがないか確認しよう
最も手っ取り早く、そして確実なのはコインランドリーの乾燥機にかけることです。
街中にも意外とあるので、探してみましょう。
最近ではコインランドリー内にカフェが併設されている場合もあるため、待ちながらコーヒーやスイーツを食べるのもアリだと思います。
濡れてしまった嫌な出来事を「カフェでゆっくりできた」という良い思い出に変えてしまいましょう。
ちなみに、乾燥機にかける際には乾いたバスタオルを入れると時短になるそうです。
出先でバスタオルはないと思いますが、何かの機会に試してみてくださいね。
3)濡れた服をアイロンで乾かすデメリット
濡れた服をアイロンで乾かすと、繊維が溶けてしまったり変色してしまったりという恐れがあります。
しかしすべての布に当てはまるわけではありません。
素材や洗濯表示マークを確認することが大切です。
濡れた服をアイロンして良い素材・悪い素材
濡れた服をアイロンして良いかどうかを見極める指標としては、それが天然か人工かがスタートラインです。
基本的に天然素材はOK、化学繊維はNG。
これは熱に対する耐久度に依るものです。
ですが、天然素材だからといって無条件にOKとは限りません。
服のつくりによってはアイロン自体を禁止している場合もあるため、必ず洗濯表示を確認するようにしましょう。
ちなみに、アイロンがOKな時も完全に乾かしてしまうと、縮む・変色するといったリスクがあります。
少し水分が残った状態で終了し、あとはハンガーにかけて自然乾燥させましょう。
ワイシャツは濡れた状態?乾いてから?
ワイシャツをアイロンするタイミングは2パターンあります。
1つ目は干して乾いてから、2つ目は濡れた状態です。
乾いてからアイロンする場合のメリットは、シワになりにくいということです。
濡れた状態から始めると、アイロンが当たる部分と当たりにくい芯の部分で水分量に差が生じ、シワができてしまうのです。
一方、ワイシャツはアイロンがけをする際に霧吹きやスチームを併用することがあります。
そのため、どうせ濡らすなら濡れたままでやっても同じ、というのが濡れたままアイロンの言い分です。
つまり、霧吹きやスプレーをする手間が省けるということですね。
ですがこの場合も完全に乾かすのではなく、シワが伸びたら終了してハンガーで乾かすようにしましょう。
4)外出先で服が濡れた時に備えて持ち歩きたいグッズ
外出先で服が濡れてしまうと、コインランドリーにかけこむ以外に手立てが思いつかず困ってしまいますよね。
そんな時に使える持ち歩きグッズを4点ご紹介します。
- タオル
- ミニ扇風機
- USBハンカチリフレッシャー
- 防水ポーチ
①タオル
夏場は汗を拭くために持ち歩いている人もいるかもしれませんが、年中問わず忍ばせておけば急に濡れた際にも対応できます。
叩くようにして水分を吸収しましょう。
大きいタオル、小さくても2枚ある場合は服を挟み込むようにすると、より乾きやすくなります。
②ハンディファン
夏場に持ち歩く人も増えているミニ扇風機。
水分を飛ばすのに必要な風を起こせるため、服を乾かす効果もある程度期待できます。
例えば、リズム(RHYTHM)の「Silky Wind Mobile 3.1」は風量がしっかりあると定評があります。
首下げストラップ、カラビナがついており、さらに卓上にも置くことができるため、移動時や仕事中などあらゆる場面で使えるのも魅力的です。
音が大きいという声もありますが、今回の課題である「服を乾かす」という点においても風量は大事。
検討してみても良いと思います。
③USBハンカチリフレッシャー
ハンカチに限定されますが、薄手のハンカチを使ってびしょびしょになってしまった場合に使う商品です。
多めの長財布のようなサイズ感で、ファスナーを開けて広げるとヒーターが入っています。
そこにハンカチを入れ、30分ほどおけば乾くという仕組みです。
USB端子なので、仕事中にパソコンに繋いでおけば「ながら」で乾かすことができます。
タオルハンカチなど分厚いものは乾きにくいため、薄手のものに使用するのがおすすめです。
④防水ポーチ
とはいえ、コインランドリー無しで乾かすのは至難の技です。
濡れた状態の服を身にまとい続けると風邪をひいてしまう可能性もあるため、脱げる場合は潔く諦めることも重要です。
その際に使えるのが防水ポーチ。
濡れた服をそのままカバンに入れると中身が濡れますし、手に持つと手が塞がったり他の服やカバン自体が濡れてしまうかもしれません。
防水ポーチに入れておけばその心配がなく、スマートに持ち帰ることができるでしょう。
参考:bon moment 濡れたまま収納できる 防水ポーチ
まとめ
- 機械無しの場合:タオルで挟んで踏みつける
- 出先ではまずコインランドリーを探そう
- 濡れたままアイロンは素材と洗濯表示を確認しよう
濡れた服を早く乾かしたい場合、結局は機械が必要です。
ですがタオル等を効率的に使えば、比較的乾きやすくなるでしょう。
緊急事態時の参考になれば幸いです。
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