「チンチラに目やにが付いていて、心配。原因は?」
となるときはありませんか?
この記事では、次の3点について解説します。
2.目やにと侮るなかれ!こんな病気の可能性もある
3.心配なら獣医さんに診てもらおう
結論からお話すると、目やにが出るのは結膜炎など菌によるもの、前歯が伸びすぎて目を刺激されることで起きます。
「あれ?」と気づいた時に軽く思わない方がいいかもしれません。
目やにの状態によっては、早めに病院に連れていくことをおすすめします。
この記事を読めば、チンチラの目の観察ポイントが分かり、悪くならないよう早めに対応が出来ると思います。
それではさっそく見ていきましょう。
1.チンチラの目やにが出るのはなんで?原因2つ
目やにが出る原因は、おおまかに2つあります。
目が傷つくこと、菌に感染することが原因です。
目が傷つき結膜炎に
えさを食べる時、気づかない間に何かが目に触れてしまったり、砂遊びの砂などで、角膜や結膜が傷ついたりすることで起きます。
ドロッとした目やにから、恐ろしいことに目が開かなくなることも…かわいそうですよね。
柔らかい布を湿らせて、優しく拭いてケアしてあげましょう。
良くなるまでは、砂遊びはやめておいた方がいいかもです。
真菌などが影響
高温多湿、衛生的ではない環境、ストレスが原因です。
チンチラの生活環境を整え、過ごしやすくしてあげましょう。
2.目やにと侮ることなかれ!こんな病気の可能性もある
それは、不正咬合(ふせいこうごう)と呼ばれるものです。
チンチラの歯が、ずっと伸び続けてしまう病気です。
エサの種類や、遺伝的なもので不正咬合になる場合もあります。
伸びすぎた歯は神経を圧迫し、目を刺激してしまいます。
その刺激に影響され、目やにが出て目が開かなくなってきます。
目が開かないことで食欲不振や食べこぼしが増え、目が飛び出てきて、目の周囲が腫れることも…。
この状態になると、抜歯が必要になるので迷わず病院受診をしましょう。
固めのえさをあげると、自然に削れることもあるようですよ。
試してみてもいいかもしれないですね。
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3.心配なら獣医さんに診てもらおう
チンチラを観察して、心配な要素がある際は、獣医さんに診てもらった方がいいです。
チンチラの目やにの性状は、カサカサしているものと、ドロッとしているものがあります。
カサカサしているものは心配ありません。
チンチラの目を観察してみて、ドロッとした目やにの場合は注意が必要です。
健康状態が原因ですと、そのような性状の目やにが見られます。
もし、そのような状態であれば早めに受診しましょう。
結膜炎などの場合は目薬を処方され、1日2~3回程度の点眼をしてくださいと言われると思います。
病院では、獣医さんが上手に点眼をしてくれると思います。
自宅では、飼い主が指示通りに行わないといけません。
結構、大変かもしれないです。
病院ではおとなしく治療を受けても、お家で飼い主さんからしてもらうと、中々目薬をさせてくれなくて、大暴れ!なんて子もいるようですよ。
そのようなことにならないほうが良いですよね。
チンチラが過ごす環境に危険なものはないか、普段の様子から観察すること、ケージの中の環境で不衛生なところはないかをみてあげましょう。
お部屋の室温管理も大事になりますね。
不正咬合で歯が伸びすぎてしまっている場合は、抜歯する可能性もあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
チンチラの目やにが出るのは、結膜炎や菌によるもの、不正咬合によるものが原因でした。
目やにの性状により、病院に連れて行った方が良いのか?を判断することが出来ます。
チンチラの過ごす環境を整えることも、それらを防ぐことに有効です。
チンチラの目やにが出るのはなんで?についてお伝えしました。
この記事を参考に、チンチラの変化に早めに気づき、対応が出来るといいですね。
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