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雛人形は二人目も買わないといけない?昔と今の考え方を徹底解説!

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この記事では、「雛人形を二人目に買わないのはダメなのか?」について解説します。

結論から言うと、「伝統を重んじるなら買うべきですが、成長を願う気持ちがこもっていれば買わなくてもOK」です。

予算やスペースの事情で、二人目の雛人形を買おうかどうか悩む人は多いのではないでしょうか。

この記事を読めば、二人目だけでなく三人目になった時も悩まずに雛祭りを迎えられるようになるでしょう。

ぜひ最後までお付き合いください。

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1)雛人形は二人目も買わないとダメ?あり?

本来を意味を考えると、二人目でも三人目でもそれぞれ別のものを用意する必要があります

ところで、今や本来の意味を知っている人は少なくなっていることでしょう。
正直、私も最近まで知りませんでした(汗)。

そのため、まずは由来を紹介するところから始めましょう。

雛人形=専用のお守り

雛人形の由来は厄除けのお守りです。

身代わり人形の「人形(ひとがた)」や、厄払い行事のひとつである「流しびな」などが起源と言われています。

つまりはその子専用の厄除けということですから、ひな人形は1人の子どもに対応していると考えるのが自然です。

現在も神社などで身代わり守りのストラップ等が販売されていますが、基本的に付けている人を守ってもらえる、と考えますよね。

実はひな人形もそれと同じなのです。

現代=一家族一雛人形?

昔は一人一雛人形は当たり前だったようですが、現代では一家族一雛人形の方が多いでしょう。

理由としては以下が考えられます。

  • 核家族化により、伝統を教える/教えられる機会が減った
  • 核家族化により、飾るスペースがなくなった
  • ”もったいない”精神が伝統を上回った

三世代で暮らしていれば伝統を引き継ぐ機会は多くあるものの、現在は親子二世代が主流。
ライフスタイルも多様化が進み、年中行事との向き合い方も自分たちに合う方法を選択できるようになりました

そして核家族化の影響のひとつに部屋の広さもあるといえます。
コンパクトな住居が増えたため、いくつも雛人形を飾るようなスペースを確保するのは難しいでしょう。

そして日本が起源だと言われる「もったいない」という言葉。

物を大事にする精神が強いがゆえに、まだ使えるにもかかわらず新しいものを買うことに気が引ける人も多いと考えられます。

現実的な問題と相談しよう

各人形メーカーのサイトを見てみると、一人一雛人形についての見解は様々でした。

伝統を忠実に守り、一人一雛人形にすべきというところもあれば、伝統に縛られすぎて悩む必要はない、という穏健派も。

人形メーカーですら考え方に違いがあるため、「知識としては知っておくべき。実際にどうするかは現実問題と相談して」と申し上げておきます。

知らないでやらないのと知っていてやらないのでは意味合いが違います。
知識だけでも継承していくことで、もしかしたら次の世代が一人一雛人形をやってみようとするかもしれませんよ?

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2)雛人形を二人目に買わない場合代わりになるもの5つ

雛人形を複数買うのは難しい、という方は多いかと思います。

でも何も買わないのは二人目がガッカリしてしまうかも……という時におすすめなのは次の5つです。

  1. 名前旗/札
  2. わらべ人形
  3. 市松人形
  4. つるし飾り
  5. 追加の人形/道具類

名前旗とは雛人形の右隣に飾るもので、子どもの名前が刺繍されています。
命名祝い・出産祝いにも人気があるため、すでにお持ちのかたもいらっしゃるかもしれませんね。

つるし飾りはその名の通り、ちりめん等の布で作られた小物を糸でつるした飾り物です。
起源は雛人形の代用とも言われていますから、まさにぴったりですね!

ついている小物によって意味が変わってくるため、デザインだけでなく願いも含めて選ぶのも良さそうです。

でもやっぱり人形がいい、という場合はコンパクトな市松人形やわらべ人形などもおすすめ
飾るスペースを事前に計測し、それに合うものを選びましょう。

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3)買わないメリットとデメリット

ここまでの段階で要所要所触れてきたことではありますが、最後にまとめて解説していきます。

買わないメリット

買わないメリットは、「スペースがとられない」「費用が抑えられる」の2点です。

サイズにもよりますが、多かれ少なかれ飾る場所を必要とします。
そのため、部屋の広さが十分でない場合は圧迫されてしまうでしょう。

そして、より大きいのが費用の面。
1度買ったら何年も使えますが、一度に必要な金額は安いとは言えません。

他の支出を削るのが厳しい場合は、買わない方が精神的にも負担がかかりません

買わないデメリット

買わないデメリットは「二人目が悲しむ可能性がある」「ハレの日とケの日のメリハリがつきにくい」が挙げられます。

一人目に立派なものを買っていた場合、二人目のが小さい雛人形だったり別のものだったりすると、「なんでお姉ちゃんだけ……」と思ってしまうかも。

込めている願いは同じだとしても、見た目の印象は大きいもの。
説明すれば納得してくれるかもしれませんが、小さいうちは難しいでしょう。

そして一人目の分を買っていればさほど問題ないとも言えますが、年中行事の飾りを用意しないと普段と変わらない日になってしまいがちです。

年中行事は雰囲気も一要素。
子ども一人ひとりの健康と成長を願うためにも、別々のものを用意することで雛祭りの意味合いをより強く表現することができるでしょう。

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まとめ

・本来は一人一雛人形。でも無理は禁物
・つるし飾りや市松人形で代用する方法も
・費用やスペースの有無も考えて検討しよう

究極的には子どもへの想いがきちんとこもっていることが大事です。

本来の意味を理解した上で、現実と相談して検討してみてください。

雛祭り

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