子供を戸外で遊ばせるときには不安が伴います。目を離したすきに転んで怪我でもしたら大変ですよね。
そんな不安で頭を抱えるあなたにご紹介したいのが、「1歳児向けの室内遊び」です。
1歳児ともなると、少しずつ手先が器用になり、足腰もしっかりして独り歩きをするようになります。
どんなものにでも興味を示し、気になるものを見かけたらヨチヨチと追いかけて、いっときもジッとしていないでしょう。
そこで今回は、戸外でなくても楽しめる「1歳児向けの室内遊び」のなかから「準備なしですぐできるもの」を7つ、ご紹介します。
1歳児向けの室内遊び!準備なしですぐできるもの7選
戸外で遊ぼうとすれば、親子ともども外出着に着替えたり、一緒に遊んでくれる同じ年頃の子供やママ友を誘ったり、なにかと時間や労力を費やすことになり大変です。
室内遊びであれば、必要なグッズなどは事前に購入しておけば良く、なによりも目の届く範囲で遊ばせることができる点を考慮すると、トラブル回避にもつながります。
2.おままごと遊び
3.積み木遊び
4.お絵かき
5.シール貼り遊び
6.粘土遊び
7.新聞紙遊び
1.絵本の読み聞かせ
忙しい家事の合間に手が空いたときで大丈夫ですので、なるべく絵本を読み聞かせてあげると良いでしょう。
そばに寄り添って、頭や頬を優しく撫でながら絵本を読み聞かせてあげると、1歳児の情緒を安定させる効果があります。
読み聞かせるときは、物語の疑似体験ができるよう、登場人物のセリフなどは抑揚をつけて読み、臨場感を演出しましょう。
この疑似体験は、想像力や感受性を豊かにするだけでなく、喜怒哀楽を学ぶことにもつながりますので、思いやりのある子に育ちます。
2.おままごと遊び
まずは事前に、おままごとセットをいくつか購入しておきましょう。
野菜や果物などの食べ物セット、まな板やフライパンなどのキッチンセット、ティーポットやカップなどの食器セットなど、さまざまな組み合わせが販売されています。
1歳児であれば、色とりどりのおもちゃに高い好奇心を持ちますので、手に取って眺めるだけでも喜ぶでしょう。
しかし、その好奇心が悪い方向に傾くと、おもちゃを舐めたり口に入れてしまったりすることがあります。
小さいサイズのものは飲み込んで、咽喉をつまらせる可能性もありますので、近くで見守りながら遊ばせるようにしましょう。
3.積み木遊び
積み木は、円形・楕円形・三角形・四角形・長方形など、さまざまな形のパーツがセットになっています。
ほかに星型・円筒型・ダイヤ型・ドーナツ型など複雑な形のものもあり、同じ形であっても大小の違いなどがあります。
さまざまな形のパーツを組み合わせたり、落ちないように高く積み上げていくことで、指先の発育を促す役割を持つおもちゃです。
1歳児であれば、不思議な形が奇妙な物体として目に映り、好奇心から口に入れる可能性がありますので、目を離さないよう注意しましょう。
4.お絵かき
お絵かきは、手先や指先を器用に動かすことで描くことができる遊びなので、手指の動かし方の練習になります。
親指・人差し指・中指を鍛える効果もありますので、鉛筆やお箸を持つための事前練習になるでしょう。
細長い形状の色鉛筆や毛先の柔らかい絵具筆を使いこなすのは難しいので、1歳児のお絵かきグッズとしてはクレヨンがおすすめです。
色鮮やかなクレヨンは興味の対象になりえますので、口に入れてしまう可能性も考えられます。
体に害のない素材でできたクレヨンを選ぶか、近くで見守りながら遊ばせるようにしましょう。
5.シール貼り遊び
シールを貼ったり剝がしたりすることで、集中力・思考力・想像力などを身に付けることができます。
シール貼り遊びは手先の運動になりますので、鉛筆やお箸を持つための事前練習として効果的な遊びです。
シールの色や形はさまざまなものがあり、好奇心をくすぐられた1歳児が誤って口に入れてしまうことも考えられます。
シールで遊ばせるときには、思いもよらないトラブルが発生しないよう注意しましょう。
6.粘土遊び
粘土遊びといえば、保育園や幼稚園で実施されている室内遊戯の代名詞ともいえる定番中の定番です。
粘土を捏ねたり丸めたりすることで手先が器用になり、脳の発達を促す効果があります。
ほかにも、集中力・発想力・思考力・創造力・空間認識能力などを身に付けることができる優れものです。
1歳児はなんにでも興味を持つので、粘土を口に入れてしまわないよう十分に注意しましょう。
7.新聞紙遊び
新聞紙遊びは、丸めたり折ったり破ったりと、手指をたくさん動かす遊びです。
手指の運動だけでなく、丸めたり折ったりするときの擦れ合う音、細かく破るときの千切れる音などによって、聴覚を養う効果もあります。
1歳児はインクの独特な臭いにも興味を持ち、口に入れてしまう可能性が考えられるので、目を離さないように注意しましょう。
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準備なしでできる1歳児向け室内遊びの特徴
準備なしでできる1歳児向け室内遊びの特徴は2つあります。
まず新聞紙遊び意外は、事前にグッズを購入しておく必要があります。
また絵本の読み聞かせ以外は、誤って口に入れてしまう危険性があるものばかりです。
手放しの自由な状態で遊ばせるのではなく、近くで見守りながらトラブル発生につながらないよう注意しましょう。
わずかな予算で楽しめる!1歳児の室内遊びに使える道具
絵本「三びきのこぶた」
イギリス伝承の民話。誰もが一度は読んだことのある有名なおとぎ話です。
図鑑「あつまれ!どうぶつ100」
100種類ではなく100匹の動物を集めた本です。犬や猫の種類が多め。動物園で見かけるような動物たちも掲載されています。
【知育玩具】オリジナル おままごとセット
15種類の野菜と果物、まな板や包丁、スプーンやフォークなどのおもちゃがセットになった、お料理ごっこ遊びができる「おままごとセット」です。
カラフルな46ピース入りの積み木
黄色・橙色・赤色・青色・緑色とカラフルな積み木です。さまざまな形のピースが46個も入っています。軽くて柔らかいEVA素材なので怪我の心配もありません。
サクラクレパス 太巻 16色セット (紙箱入り/ゴムヒモ付)
クレパスは、発色の良い「パステル」と定着性の良い「クレヨン」の2つの特徴を持っています。
太巻なので握りやすくて折れにくいです。16色も入っているので、発想の幅も広がります。
アンパンマン シール 3種セット デコレーション 3パターン
糊あとが残りにくい再剥離タイプなので、貼ったり剥がしたりが可能なシールです。
絵柄が両面にプリントされているので、透明のコップなどに貼って楽しむこともできます。
お米のねんど パステル 9色
米粉・水・塩分が原料の安全な粘土で、鮮やかでやさしいパステルカラーの9色セットです。
お米由来なのでアレルギーの心配が少なく、安心して遊ぶことができます。
※すべての方に、「アレルギー反応」がおこらないということではありません。
東京新聞の無地新聞紙 30枚入り
無地の新聞紙です。
何も印刷されていない白紙なので、印刷インクが及ぼす害が気になる人も、安心して遊び道具として使えます。
室内遊びのメリットや好影響
絵本の読み聞かせは、情緒を安定させる効果があり、想像力や感受性を豊かにし、喜怒哀楽を学ぶことにつながります。
おままごと遊び、積み木遊び、お絵かき、シール貼り遊び、粘土遊び、新聞紙遊びは、手指を動かすことで脳の発達を促す効果があり、集中力・発想力・思考力・創造力・空間認識能力などを身に付けることができます。
室内遊びは、「1歳児の内面的な発育」に重要な役割を持っていますが、好奇心から道具などを口に入れてしまう可能性があるので、その点には注意する必要があります。
室内遊びで得られるメリットや好影響は優れているので、1歳児の行動から目を離さないようして見守り、自由な感性で伸び伸びと楽しく遊んでもらいましょう。
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