「通帳なくしたらどうなるかを知りたい」
「なくしたら悪用されるかを知りたい」
こんな疑問を解消します。
今回は次の4点を解説していきます。
- 通帳なくしたら悪用される…?
- 通帳の悪用例
- 通帳をなくした時の対処法
- 悪用された時の補償
結論から言うと、通帳をなくすと、
「 悪用されることはある」 ということ。
あなたがコツコツ貯めてきた大切なお金が犯罪に使われてしまう可能性があると言うことです。
本当に恐ろしいことです…。
この記事ではこの様な最悪の事態を防ぐために、なくした時の対処法や補償の解説まで行っていきます。
大切な通帳を守るために、まずは「悪用されることがあるかどうか」から見ていきましょう。
1.通帳なくしたらやばい?悪用されることはある?
通帳なくしたら悪用されることはあるのかどうか…。
答えは悪用されることがあります。
通帳からお金を引き出すためには 通帳を作成する時に届けた印鑑が必要になります。
また、引き出す金額にもよりますが、通帳名義人の身分証明書も必要になって来るため、簡単に窓口でお金を引き出すということはできません。
が、しかしこのようなシステムの裏をかいくぐり、他人の通帳から預金を引き出したりするような悪人もいます。
次の章では悪用の例を挙げているので、危機感を持ちながら1つ1つの事例を確認していきましょう。
2.通帳の悪用でよくあること3選
1.預金の引き出し
預金の引き出しは金融機関によっては通帳、暗証番号で引き出せるところもあります。
暗証番号も 0111など、シンプルで推測しやすい番号にしてしまうと被害に遭う可能性大です。
2.闇金による入金
なくした通帳に闇金から知らぬ間に口座にお金が振り込まれ、借りていないのに金利を含めた不正な請求をされてしまうことも。
また、 このような闇金業者は 通常の相場の金利ではなく、法外的な金利の請求を行います。
払えない、となるともちろん取り立てが来ますよね…。
3.口座名義のなりすまし
通帳が万が一悪人に拾われた場合、オレオレ詐欺などの犯罪の振り込み口座のなりすましに利用されてしまう可能性が出てきます。
自分自身は犯罪を犯していなくても 口座名義人ということで、 最悪罰せられるということも…。
怖いとしか言いようがありません…。
キャッシュカードはだめでも通帳はなくしても大丈夫、と思っていた人も、けっこう多いんです。
でもそれは間違いで、キャッシュカードはもちろん、 通帳も決してなくしてはいけないということです。
3.通帳をなくしたときの対処法2選
1.銀行に連絡する
通帳をなくしたら、すぐに銀行に 連絡が必要です。
銀行には盗難や紛失に対応してくれる専用ダイヤルが完備されているところが ほとんど。
まずはその専用ダイヤルに連絡を入れて、その口座、引き出し等の取引を全て停止してもらうようにしましょう。
届出が終わったあと、 通帳の再発行手続きを行いましょう。
再発行手数料1000円弱程払えば、元の口座番号そのままで再発行することが可能です。
2.警察で紛失届を提出する
通帳をなくしたら警察に紛失届を提出しましょう。
なくした時の時間や場所など詳細をできる限り思い出しながら記入する必要があります。
警察に届けておくと、 万が一 口座からお金が引き出されたりした場合、防犯カメラの映像を見てもらえたり、きっちり捜査を行ってもらうことができます。
警察の届けがない場合、銀行によっては補償なしになってしまう可能性も…。
警察には必ず届けるようにしましょう。
ゆうちょ銀行は通帳だけで出金できますよね。
なくしたら悲劇。
取り扱いにかなり注意が必要です。
いざという時の為に、なくした後の対処法はしっかりチェックしておきましょう。
4.万が一悪用されたら補償はあるの?
万が一悪用されたら補償はあるのかどうかと言うと…、
銀行には 預金被害の補償制度があり、補償はしてもらえます。
例えばJAバンクでは、
不正利用があった場合、 預貯金者保護法に乗っ取り、損害額の補償を行ってもらうことができます。
また、 平成20年に施行された「振り込め詐欺救済法」。
この法律により、振り込め詐欺の利用口座を凍結させて流出が防げた場合、残高を被害者に分配することになっています。
なくした本人に重大な過失があった場合、補償が受けられないことも…。
また、補償内容は金融機関によって変わるようです。
これを機会に確認しておきましょう。
まとめ
通帳をなくしてしまったら悪用される危険性はあります。
そのため、 なくしたことに 気づいたら、速やかに金融機関、 警察署に紛失届を出すようにしましょう。
通帳を落としても泣き寝入りをせず、 一刻も早い対策をすることで大切なあなたのお金を 守ることができます。
万が一の時はこの記事を参考にしてみてくださいね。
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