「糸を引くおにぎりを食べたらどうなるかを知りたい」
「食べた場合の対処法は?」
こんな疑問を解消します。
今回は次の5点を解説します。
- 糸を引くおにぎりを食べたらどうなる
- 対処法
- 糸の正体とその原因
- 腐っているかどうかの見分け方
- 傷む温度
結論から言うと、食べてしまうと「腹痛、嘔吐などの食中毒の症状が出る可能性」があります。
あれ、なんかこのおにぎり糸引いてる…?
違和感を感じながらも捨てるのはもったいないからと言って食べてしまい、お腹が痛くなったという経験をした人も多いのではないでしょうか。
この記事ではこのように糸を引くおにぎりを食べたらどうなるかということから食べた場合の対処法、更に糸の正体や原因、傷む温度まで解説していきます。
気温が高くなると直面してくるこの問題。
糸を引く正体や原因を知ることでおにぎりに限らず食全体の安全性も高まります。
まずは糸を引くおにぎりを食べたらどうなるか、から見ていきましょう!
1.おにぎりが糸を引く!食べたらどうなるの?
糸を引いているおにぎりは腐りかけ、もしくは完全に腐ってしまっていると思われます。
このような状態のおにぎりを食してしまった場合、腐敗菌により腹痛や嘔吐などの食中毒の症状が現れる可能性があります。
症状が現れるのは、食べてすぐではなく数時間後です。
嘔吐や下痢が続いた場合体内の水分が失われやすくなるため、積極的に水分を取るようにしましょう。
2.食べてしまった場合の対処法
食べて違和感に気づいた時点ですぐに口からおにぎりを出すことが1番の対処法です。
万が一完全に胃の中に入ってしまった場合も通常食べたものは便として排出されるので問題ないとは思いますが、念のため経過観察を行うようにしてください。
フードロスも叫ばれてる中で、もったいないと思う人もいるかもしれません。
でも、痛い思いや辛い思いをするかもしれないと思ったら…迷わず捨てられますよね。
3.糸の正体とその原因は?
糸の正体は腐敗菌です。
夏の暑い日などご飯が傷んでいてお弁当を食べられなかったという経験はありませんか?
この糸を引いて傷んでいるご飯の正体が腐敗菌なのです。
しっかり冷ましていない、ジメジメした季節、暑い場所に放置する、このようなことが糸を引いてしまう原因になります。
おにぎりに限らず食べ物は季節や保存状況により傷むスピードも変わってくるため保管に注意が必要です。
おにぎりをはじめ我が家のお弁当を傷めない対策はとにかく冷ますこと!
冷めてから梱包するということを徹底しています。
あとは夏場は保冷バッグと保冷剤も必須です。
4.腐っているかどうかの見分け方
味
通常おにぎりでは感じられない違和感のある味であれば腐っている可能性も。
酸っぱい、粘り気がきついなど味覚に違和感を感じることがあります。
臭い
見分け方の大きなポイントの1つとして臭いがあります。
酸っぱいような、独特の臭みを感じたら腐っていることを疑ってください。
見た目
見た目でわかることもあります。
糸を引いていたり、カビが生えていたりしたら注意が必要です。
まぁ、腐っていたらこれら3つのセンサーが同時に働いて吐き出すことがほとんどですよね。
とはいえ大人は当たり前でも幼児や高齢者はわからないということもあります。
ご家庭に小さいお子様や高齢者がいる場合は気をつけてあげましょう。
5.おにぎりが傷む温度や気温はどのくらい?
腐敗菌が活発化する温度は30度前後と言われており、長時間暑いところに放置するのは大変危険です。
保存状況や気温にもよりますが、10度以下であれば1日はもつと言われています。
しかし10度以上であればこれが数時間になり、30度を超えると2、3時間しかもたない可能性もでてきます。
食べるのに早いに越したことはありません。
その日の気温に気を配り、早めに食べるようにしましょう。
具体的な数字を知っておくと対策しやすいですよね。
近年猛暑が続いていることもあり、春先あたりから対策が必要になることが分かります。
チーズおにぎりは腐る?傷む原因&腐らない保存と持ち運び方3つも予備知識として知っておくと、安全です。
まとめ
糸を引くおにぎりを食べたらどうなるか
- 腹痛や嘔吐などの食中毒の症状が現れる可能性がある
食後の対処法
- 一刻も早く口から出すこと
糸の正体とその原因
- 正体は腐敗菌
- 原因はしっかり冷ましていない、ジメジメした季節、暑い場所に放置する
腐っているかどうかの見分け方
- 味
- 臭い
- 見た目
傷む温度
- 腐敗菌が活発化する温度は30度で2、3時間程度しかもたないこともある
以上、糸を引くおにぎりを食べたらどうなるかについて解説しました!
せっかく作ったおにぎりは美味しく食べたいもの。
ジメジメした梅雨や暑い夏におにぎりを安全に美味しく食べるため、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
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