生徒会選挙で勝つ方法って何かあるのかな?
そんな疑問にお答えします。
1)生徒会選挙で勝つ方法6選!
2)勝てる演説の例文とポイント
3)負けたくないなら必見!NGや注意したいこと
4)勝率を上げる!心強いアイテム
生徒会選挙に立候補したとき、他の候補者が強敵だと不安になりますよね。
「票を入れる生徒の心を掴んで得票数を伸ばす」ことはわかっていても、どうしたらそれができるのかが難しいところ……。
この記事を読めば、立候補を決めた日から立会演説会までの動き方がわかり、自信を持って臨むことができます。
それでは見ていきましょう。
1)生徒会選挙で勝つ方法6選!中学生も高校生も必見
①自己プロデュース
選挙活動において〈自分をどう見せるか〉は非常に大事です。
等身大の姿を見せたいと思うかもしれませんが、せっかくアピールポイントがあるのならそれを普段から積極的に出すべきですし、
現状見つからなくても「なりたい自分」を演出していくうちにそれが自然になっていくこともあります。
例えば、会った人全員に笑顔であいさつする、毎授業発言する、など……。
こうした日々の積み重ねによって、生徒にイメージを持ってもらいましょう。
日常生活から選挙活動は既に始まっているのです。
②心強い味方をつける
立候補するのは自分でも、たった1人で勝ち取れるものではないと思った方が良いです。ぜひ近くで応援してくれる味方を探しましょう。
また、仲間がいることで自分では思いつかない新たなアイデアが生まれたり、
絵や字が得意な人にポスターを描いてもらったりなど、できることの幅もクオリティも上がっていきます。
③生徒の共感を呼ぶ公約を掲げる
演説で票を投じる決め手は〈公約〉です。
正直そこまで熱心に聞いている生徒はあまりいないかもしれません。
そんな、言うなればアウェーのような環境で票を勝ち取るには、生徒の興味関心を引く公約を作ることが重要と言えるでしょう。
多くの生徒にとってメリットだと感じられるのは何か、じっくり考えましょう。
周りの人に聞いてみたり、常にアンテナを張って情報収集したりするのがおすすめです。
④ポスター、たすきにも手を抜かない
選挙を彩るポスターやたすきもアピールポイントの1つです。
テキトーに済ませず、ポスターは絵やデザインが得意な人に、たすきは字が上手な人に頼みましょう。
筆者が学生の頃にあった生徒会選挙で、ある候補者のたすきはマッキー、もう一方は書道を習っている人の毛筆で書かれていました。
同じクラスだったということを差し引いても、後者の方が立派に見えていたと思います。
ポスターを描く際は、似顔絵と共にスローガンも載せましょう。
スローガンはパッと見でも認識できるくらいキャッチーで短いセンテンスがおすすめ。
⑤演説で心をつかむ
演説の中身も大事ですが、話し方も同じくらい、あるいはそれよりも大切です。
人はイメージに左右されやすいもの。
さらに演説という短い時間においては、どのような態度で話しているかが大きな判断材料になります。
大きな声でハキハキと話し、時折ジェスチャーも交えながら自信を持って話しましょう。
⑥先生に相談する
困ったことがあったら、遠慮せず先生に相談しましょう。
例えば公約で掲げたいことが実際に無理のない範囲のものなのかは、学校運営に関わっていないと判断がつきません。
前例がないことは無理、というタイプの先生もいらっしゃるので、相談する相手は慎重に決める必要はあります。
もしも信頼できる先生がいるのなら積極的に聞いてみましょう。
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2)勝てる演説の例文とポイント
ここでは演説の例をご紹介します。
【例文】
みなさんこんにちは。この度生徒会会長に立候補した、◯年◯組の〇〇です。
私が立候補するに至ったのは、△△委員長を経験したことがきっかです。
みんなの意見をまとめながら委員会活動をより良いものにできるよう尽力するということにやりがいを感じ、この経験を生徒会活動でも活かせないかと考えました。
私は元々人前で話すのは得意ですが、委員会活動を通して「論点を整理し、俎上に載った議題を解決していく」力をつけることができました。
もしも生徒会長に当選したあかつきには、この力を最大限利用して校則の改正に着手したいと考えています。
本校の校則には数個ではあるものの今の時代にそぐわないものがあり、それについての不満や意見も耳にしています。
全校生徒がより快適な学校生活を送れるよう、今度は生徒会というフィールドで力を尽くす所存です。
みなさんの清き一票をよろしくお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。
↑ここまで例文。
実際に書く際は、決められた制限時間に応じて調節してください。
構成
大まかな流れとして、以下の4項目で進めるとわかりやすいでしょう。
②立候補した理由
③公約
④締めの一言
自己紹介ではニックネームを付け加えると、ユーモアが加わると同時に覚えてもらいやすくなるかもしれません。
また、締めの一言は気持ちを伝えるラストチャンス。
「清き一票をよろしくお願いいたします」といったシンプルな言い回しだとしても、最後まで気を抜かずに言い切りましょう。
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3)負けたくないなら必見!NGや注意したいこと
①原稿をそのまま読まない
原稿を用意するのは良いですが、ただそのまま読むのはNG。
早口になりやすく、さらに気持ちがこもっていないように受け取られる可能性もあります。
そのため、演説は暗記がおすすめです。
練習をする回数も必然的に増え、言葉が自分のものになって話しやすくなるでしょう。
②下を向かない
下を向いて話すと声が通りにくくなると共に、暗い印象を受けます。
こちらも原稿の暗記である程度改善されますが、緊張して下を向いてしまうこともありますよね。
そんなときは、遠くのある一点を見つめるようにすると少し楽になるかもしれません。
③困った顔をしない
演説では表情も大事な要素の1つ。
緊張してこわばったり、困り笑顔を浮かべたりしていると聞いている方も不安な気持ちになります。
演説の場でも自己プロデュースを忘れず、自信に満ち溢れた態度でやり抜きましょう。
4)勝率を上げる!心強いアイテム
①ハチマキ
ハチマキを締めることによって気持ちが引き締まります。
選挙活動を手伝ってくれる陣営みんなでお揃いにすると、団結力も高まるでしょう。
「必勝」「獅子奮迅」など、自分が前向きになれる言葉を入れてみてはいかがでしょうか。
折巻紙の原稿
折巻紙とは、式辞などで使われるようなジャバラ式の紙を指します。
暗記をしていたとしても、このように本格的な紙を持っているだけで自分の気持ちも高まりますし、周りに伝わる雰囲気も変わります。
演説はパフォーマンスの側面もあるので、使うものにも演出を施しましょう。
まとめ
・生徒にメリットがある公約で興味を惹こう
・演説ではしっかり前を向いてハキハキ話すことを意識して
選挙運動は思ったよりもやれることがたくさんあると思います。
それら1つひとつ手を抜かず取り組むことで、勝利に着々と近づいていくことでしょう。
また自己プロデュースや発表の仕方など、就任後や今後の生活においても役に立つことばかりなので、選挙が終わっても意識してみてはいかがでしょうか。
選挙が良い結果になることをお祈りしています!
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