生徒会選挙の公約で、中学生向けはどんなのがいいのかな?
具体例を見てみたいです。
その疑問にお答えします。
1)生徒会選挙の公約例!中学校向け15選!
2)中学校で実現可能な公約の共通点は?
3)よくありそうだけど実は実現不可能な公約例
小学校時代にも児童会選挙はあったと思いますが、中学校になると名前も「生徒会」に変わってグッと大人っぽくなった気がしますよね。
立候補したのはいいけれど、どんな公約にしたらみんなが納得してくれるかわからなくなる方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、みんなが一票を投じたくなるような公約を作ることができますよ。
それでは見ていきましょう。
1)生徒会選挙の公約例!中学校向け15選!
ここでは中学校向けの公約例を15個ご紹介します。
これらを元にしてアレンジを加えていくのも良いですね。
学校生活
・私服登校デーを作ります。
・月に1度、他地域・他国の料理を給食で提供します。
・部活強制入部を撤廃します。
・あいさつ運動で活気ある学校を作ります。
・学校や地域のゴミ拾いを行ない、美化活動を推進します。
生徒参加型
・目安箱を設置し、みなさんの意見を学校生活に反映します。
・アンケートをとり、部活・同好会の新設をします。
学校設備
・古いままのトイレを和式から洋式に改築します。
行事関係
・運動会で、運動が苦手な人も楽しめる競技を作ります。
生徒会活動
・生徒会新聞を発行し、生徒会活動や学校運営の視覚化を行ないます。
2)中学校で実現可能な公約の共通点は?
初めて公約を作る場合、それが実現可能かどうかわからないことも多いかと思います。
ここでは、実現可能な公約の共通点を解説していきます。
①具体的であること
第一に具体的であることが求められます。
具体性があれば聞いている側もイメージがしやすく、また自分でも説得力のある話し方ができます。
例えば先に挙げた「トイレを和式から洋式にする」は実際に実行された公約の1つですが、この文章だけでも何をしたいかすぐにわかりますよね。
「何を」「どのようにするか」の部分を明確にして、筋道をきちんと立てることを意識しましょう。
②生徒や学校のためになるもの
公約は生徒がより快適に学校生活を送れるため、そして学校がより良くなるために存在するものです。
自分が得意なことや推進しやすいものから考えることも大事ですが、それが本当に多くの生徒にとって利益となるのか検討してみてください。
3)よくありそうだけど実は実現不可能な公約例
抽象的なもの
具体的とは逆に、抽象的な公約は実現が非常に難しくなります。
例えば「みんなが個性を発揮できる学校にします」という公約だと、具体的に何をするのかが全く見えてきません。
その結果、みんながそれぞれの価値観で解釈するため足並みが揃わなくなるのです。
そこからさらに一歩踏み込んで、そのために何をどうするのかを考えましょう。
上の例だと「私服登校デーを作ります」「部活・同好会を新設します」とすれば具体性が出てわかりやすくなりますよね。
【参考】具体的な事例
ちなみに私服登校は中学校でも行なわれた事例があります。
よければ参考にしてみてください。
参考:朝日新聞「国立大付属中学で私服登校の『カジュアルデー』多様性認め合いたい」
↑なかなか面白いですよね!
まとめ
・抽象的だとみんなのイメージがバラバラになる
・生徒や学校にとってプラスになることを考えよう
公約は1人で考えるだけでなく、周りに「学校生活で不満に思っていること」などを聞いてみると良い案が浮かぶかもしれません。
あるいは普段からあちこちに目を光らせて、ここが不便そうだな、こうしたらもっと良くなるのにな、という気づきをメモしてみましょう。
そうやって練り上げていったものは、きっとみんなが納得するはずです。
素敵な公約ができるよう、健闘を祈っております!
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