「みかんの木を庭に植えてはいけない意外な理由を知りたい」
「植えるメリットや魅力は?」
こんな疑問を解消します。
今回は次の4点を解説します。
- 植えてはいけない理由
- メリット
- 育て方・ポイント
- 甘くする方法
植えてはいけない理由を結論から言うと
「トゲ・鳥の食被害・昔からの言い伝え」ということ。
美味しく、値段もリーズナブルなみかんは多くの人に愛され、手軽に食べることができる果物のひとつです。
しかし、比較的生育が簡単と言われているみかんでもデメリットはあり、知らずに植えると庭が大変なことになってしまう可能性も…。
この記事では、みかんの生育に失敗したくない人に向けて、植えることのデメリット、メリット、育て方のポイントや収穫後のみかんを甘くする方法までご紹介していきます。
みかんを庭で安全に育てて収穫するために…。
まずは植えてはいけない理由から見ていきましょう!
1.みかんの木を庭に植えてはいけない!意外な理由やデメリット3選
1.トゲ
植えてはいけない理由のひとつはトゲによって起こる怪我を避けるため。
みかんを含むすだちやゆずなど柑橘系にはトゲがあるものが多くあり、子供や動物が怪我をしてしまう危険性があります。
安全な庭作りのために剪定は欠かせません。
2.鳥による食被害
家の周辺に鳥が多い場合、みかんの実がなることで庭が餌のある場所として標的にされてしまう可能性があります。
また、鳥が多く集まってきてしまうことで近隣の庭にも糞被害などが起こることも考えられ、ご近所トラブルを誘発する原因になることもあるようです。
3.昔からの言い伝え
日本には多くの縁起に関わる昔からの言い伝えというものが存在し、その言い伝えのひとつに「実がなる木を植えることは良くない」というものも。
このように、実が落下する様子は縁起が良くないと言われており、みかんも例外ではないため、植えることが良くないと伝えられています。
トゲに関しては剪定をしっかりすることで解決はできますが、残りの2つはどちらも嫌ですね。
鳥の被害はもちろん、言い伝えも気にしないと言いながら心のどこかで気にしてしまうかもしれません。
2.植えるメリットや魅力4つ
1.収穫したての美味しさが味わえる
庭に果物の木を植えることで得られるメリットとして最大のものといえば…、それはやはり収穫したての美味しさが味わえるということでしょう。
そしてその美味しさを好きなタイミングで食べることができるというのも大きな魅力の1つです。
2.景観の良さ
景観の良さもみかんの木を植える魅力の一つです。
みかんの木は常緑低木。
大き過ぎず低過ぎず、庭木としてのサイズ感もバッチリ。
みかんの葉も割としっかりとした密度で葉をつけているため、 家の目隠し的な役割を果たしてくれます。
3.風水
みかんの黄色は金運アップ、豊かさの象徴になると言われており、風水の世界では縁起が良いとされています。
庭に植えたみかんが実をつけることでパワーやエネルギーを生み、繁栄をもたらすとも。
科学的な根拠がないとは言え、風水の考えを取り入れている人は多いようです。
4.園芸初心者向け
みかんの木は成長しやすく、園芸初心者の人でも割と簡単に育てることが可能です。
レモンやキウイなど、果物の木は害虫被害や耐寒性など、育てるのが難しい種類のものもあります。
その点みかんは防寒もそこそこで、収穫時期が冬ということもあり、虫の被害も比較的少なめ。
果物の植え付けが初心者の人におすすめです。
愛され果物であり、庶民の味方でもあるみかんですが、生育方法が簡単というのは意外!
庭や周囲の環境をチェックし、メリット・デメリットの情報をインプットした上で植樹を決定するといいですね。
3.みかんの上手な育て方やポイント
害虫駆除
害虫駆除は他の樹木同様にみかんの木にも必要です。
防虫剤を使用したり、手で直接取り除いたりしながら葉や枝をマメにチェックするようにしましょう。
トゲのカット
トゲをカットすることは安全な庭を作っていくうえで重要なポイント。
みかんの木にはトゲがあるため、放置しておくと子供がうっかり触って怪我をする、ということも考えられます。
剪定バサミを使用してみかんの木を安全に楽しみましょう。
やっぱり剪定は重要なようですね。
ただ、作業には危険が伴うため、十分に気をつけながら行うようにしましょう。
4.育てたみかんを極限まで甘くするには?
温める
みかんは温める事で甘みが増します。
酸味の元になるクエン酸は温める事で酵素により分解されていきます。
温めるだけでなく、茹でたり、焼いたりしても大丈夫です。
手で揉む
最も知られているのは手で揉むという方法。
これは甘くする方法として間違っておらず、有効です。
揉む事で細胞が壊れる
→それを修復するためにクエン酸が消費される(酸味が減る)
クエン酸が多く使用されることにより甘みがましていきます。
保存しておく
保存、つまり数日経ってから食べるということ。
保存しておく事で常に呼吸しているみかんから酸味が抜けていき、甘くなっていきます。
太陽に当てておく
太陽に当たることでみかんの呼吸が活発になり、酸っぱさの元になるクエン酸が除かれ、甘さが増していきます。
どの方法も家庭で手軽にできるものばかり。
みかんを美味しく食べるために上記の方法を早速実践してみましょう!
まとめ
みかんの木を庭に植えてはいけない理由
- トゲ
- 鳥の食被害
- 昔からの言い伝え
植えるメリット
- 収穫したての美味しさが味わえる
- 景観の良さ
- 風水
- 園芸初心者向け
上手な育て方やポイント
- 害虫駆除
- トゲのカット
育てたみかんを甘くするには
- 温める
- 手で揉む
- 保存しておく
- 太陽に当てておく
以上、みかんの木を庭に植えてはいけない理由を解説しました!
庭にみかんを植えてはいけないということは絶対ではなく、気をつけるべき点をしっかりと抑えることで育てていくことが可能になります。
植樹を検討されている人はこの記事を参考にし、庭のみかん生育に是非トライしてみてくださいね。
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